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2020年6月5日金曜日

平田屋 ひらたや ラーメン

家系ラーメンなのに平田「家」ではなくて「平田屋」とはこれ如何に。
まあ多分、「」監修とのことだから、と同じく、家系でありながら店名に「家」がつかないというスタイルを踏襲しているんでしょうかね。
正直、愛知、名古屋に乱立する「家系ラーメン」(いえけいラーメン)と称する店群についてはいささか食傷気味のとんこつくんであります。勿論、とんこつをコッテリ煮出した本当に美味しい家系ラーメンは俺の大好きなジャンルなんですけどね。そもそも俺は「しげ家」を食べて家系ラーメンにハマったわけです。2002年当時、愛知県ではよほどのラーメン好きの間でも「家系ラーメン」という言葉すら知られていなかった中、ただ一人研究に研究を重ねて本格的な家系ラーメンスタイルを確立したしげ家は大変に素晴らしい功労者だと思います。それなのになぜ、愛知県ではこうも過小評価されているのでしょうか。腑に落ちません。
その後、熱田イオンのラーメン哲人館に本場の「六角家」が来て、あれも本当に美味しいラーメンでした。今思えば、あんな集合商業施設であれだけの味のラーメン出してたのはすごいことですね。今の駅麺通りとか、簡略化されたキットを使って本店より不味いラーメン出してますからね。逆に当時は、今のような、そういうキット化などの方法論が確立されていなかったから、真面目に本店どおりの味を出していたのではないでしょうか。そう考えると、技術の進歩ってのも考え物です。もちろん技術の進歩は大事なんですが、それが商業的に扱われてしまうと、クオリティの落ちる商品で客を騙す卑劣なテクニックと化してしまいがちなものです。
そんなわけで、現在の名古屋にはびこる「家系ラーメン」と称する店は、未だに当時のしげ家と六角家に及ばないと思っているとんこつくんであります。
なので、愛知ではなぜか評判の良い「」も、俺にとっては、ろくに豚骨のダシも出ていないクセにやたらとしょっぱいだけの、なんちゃって家系ラーメンに過ぎないのであります。なんでこんなのが人気なのでしょう。おそらく、よりももっと酷い、資本主義的家系チェーンが乱立したからでしょう。たしかにそれらに比べたら、侍はまあマシなほうと言えるでしょう。ですが、しげ家や六角家に比べたらずいぶんとインスタントなラーメンですよ。

‥‥そんなワケで、話が「侍」のほうに逸れてしまいましたが、まあその侍監修とやらのこの「平田屋」、特に期待も何もしていなかったのですが、たまたま用事があって、時間までに少しあったので、昼飯がてら食ってみようかと思いました。

 

店へ入ると、切り盛りしていたのは、いい歳こいたオッサンと、とっくに女としてのピークは過ぎ去ったババアの夫婦。こんなトシになって、初めて独立してラーメン屋を経営するなんて、どんな人生なのでしょうかね。今まで侍かどっかのラーメン屋で働いてて、満を持して独立、なのか、全く他業種で働いててラーメン屋経営に夢を見て侍に監修を依頼して独立、なのか、どうなのでしょうかね。
まあ、なんにしても、せっかく独立するのに、他人に教えてもらった味のラーメンをせこせこと調理して売るだなんて、面白くない人生ですよね。独立するなら、自分で自分の味を編み出さなくちゃ。しかしまあ、自営業の生活に突入するのに不安があるというのはわかります。でも、だからといって、侍やらなんやらの既存店からアドヴァイスを受けたところで、同じように売れるかどうかはわからんし、売れなくたって自己責任なんだから、どっちみち同じことだと思うんですよね。どっちみち茨の道なのであれば、人の言いなりになるんではなく、自分の人生を歩まなくちゃ。
そういう意味では、この店主夫婦の心意気からは、あまり美味しいラーメンを食べられる期待は限りなく薄いように思ってしまいますね。

まあいいや、ランチタイムでご飯が無料だそうなので、「ラーメン」の食券を渡しつつ、ご飯も頼みました。
ところが、5分待っても、10分待っても、15分待っても、 ラーメンは出てこない。店内はそこそこお客は居れど、満席というわけでもないし、たかがラーメン一杯にこれほど時間がかかるとはさすがに予想できなかった。おいおい、俺この後予定あるのに、これじゃあ遅れちゃうよお。早くしてくれよ。






俺の焦燥をよそに、店主夫婦はダベりながらゆったりのんびりとラーメン作ってる。頼むから急いでくれよ。もう食べずに出てしまおうか、いや、しかし、もう作り初めてしまっているだろうからキャンセルもできないだろうし、ああ、どうしよう、とにかくラーメンが来たら超高速でかっこむしかない。もうじっくり味わっている暇などないよ。

ああ、そんなゆっくりとした動作でドンブリなんか取らないでくれよ、こっちはもう一分一秒を争そう時刻なんだから。

ようやく俺のところにラーメンがやってきたのは、入店からゆうに20分を過ぎた頃だった。
遅いよ、遅すぎるよ。
大して混んでいるわけじゃないのに、この遅さは一体なんなのだ。


平田屋 ラーメン ¥750

さて、俺はこの後大事な予定あるんで、その目的地に時間通りにたどり着くには、逆算して、このラーメン、3分以内でかき込まなければならない。いくら俺でも、このアツアツのラーメンを3分以内で食えるかどうか、さすがに自信がない。とにかくもう味わっている場合じゃなく、この目の前の麺と具を、制限時間内にいかに制圧するか、もうそれしか考えられないのだ。

とにかくスープをまず一口。
うん、薄いですね。いわゆる、しゃびしゃびっていうやつだ。
とんこつの旨みがイマイチ出ていない。豚骨らしいゼラチン質のトロミも全然ない。それでいてやたらとタレの味が濃くてしょっぱいのは、たしかに「侍」の味に通じるところがあるね。もちろん悪い意味でね。
しかしそんなことを気にかけている場合ではない。とにかく麺を食べきらなくちゃ。

麺はちょっと、変わってますね。
これは侍のやつとはまた違う麺じゃないでしょうか。
家系らーめんとしてもかなり太めで、ストレート。表面がすごくツルツルしている。それでいて食感がぷりぷりしている。なめらかで、弾力がある。加水率がだいぶ高いのでしょうか?これはよくあるごわごわ系太麺とはずいぶん趣が異なりますね。
ここまで表面がツルツルしている麺は、家系の中では珍しいのではないでしょうか。いや、俺本場の家系は「六角家」しか食ったことないから、こういうスタイルの店もあるのでしょうか。
まるでヤスリで砥いだかのように、表面がツルツルしているので、これじゃあスープを持ち上げないんじゃないのかと思ったけれどさにあらず。意外とこれ、スープと絡むんですよね。不思議。
だけれども、せっかくスープと絡む麺なのに、肝心のスープが前述のとおりしゃびしゃびで全然美味しくないから、この麺をすすっても一向に美味しくありません。
ただ、この俺の一分一秒を争そう状況下では、しゃびしゃびで旨みに乏しいことがかえって幸いしたかもしれません。味わう暇もなく、とりあえずかっこまないといけないんですから、味が薄っぺらくて水っぽいほうがかえって好都合なのかもしれません。

しかし、具はひどいですね。海苔も大した大きさではなく、特筆すべきことはなし。ほうれん草も、家系によくある、一度凍らせたものだ。しかも量は少ない。チャーシューが特にひどくて、パサパサの味の抜けきったインスタントチックな代物だ。昔の中華料理店で出でくる昔ながらの貧弱なラーメンに乗ってるやつと同等な、あるいは、昔の、生めんタイプのラ王に付いてくるレトルトパックのかやくのチャーシューみたいな、まるで肉の抜け殻みたいな侘しい味、というのは言いすぎだろうか。とにかくこの現代に、お金を出して食べるような代物ではない。

あっ、そういえば、俺ご飯も頼んだんだよなあ。この店主、しれっと忘れたフリしてるよな。と思っていたら、食べている最中に「あれ、ご飯もご注文でしたっけ?今から出しますか?」などと言われた。
冗談じゃない。お前がラーメン作るのが遅すぎるせいでこのラーメン3分でかっこまなければならないハメに陥ったんだ。これ以上ご飯追加とかやめてくれよ。
さすがに俺も腹立ちを隠せず「もういらないです、時間ないので」と言い返しました。

散々けなしたけど、実際のところ、よくある金山家とか片場家とかガチ家みたいなセントラルキッチンの工業スープをふんだんに使った粗悪なチェーン系家系ラーメンもどきとは違って、一応ちゃんと豚骨を煮出した味はする。そういう意味では比較的まともな家系ラーメンではあるのだろう。
しかし、まともな家系ラーメンの中では最低レベルの味であることは上記の通りだし、それにもまして、あまりにもラーメンの提供時間が遅すぎる。
人間、我慢できることとできないことがある。行列なら、俺は並ばないだけだし、待たされるのを我慢できる人は並べばいいだけだが、行列も出来ていないのに、こんなに待たされるとはさすがに予想だにしなかった。新店だからオペレーションが不完全云々言うこともできるかもしれないが、いちおう既存店の侍が監修しているということで、そういう部分を含めて(いやそういう部分こそ)問題はないものなんだろうとタカをくくって入店したが、ものの見事に裏切られた。

というわけで、この「平田屋」、急いでいる人にはとうていおすすめできないし、急いでいない人にとってはとても美味しく味わえるシロモノではないのでやはりおすすめできない。
この店主夫婦、一体何を考えているんだろう。こんな歳にもなって、こんなロクに特徴もない美味しくもない家系ラーメン屋を出して、生活していけるくらいには稼げるとでも思っているんだろうか。
こんなお先真っ暗な店を作ってしまって、おまけにこんなどうしようもないババアと結婚してしまって、この店主、哀れでならない。もっと自分をしっかり持っていたら、こんなハメに陥ることもなかっただろうに。人間、自己アピールばかりなのもどうかと思うが、かといってここの店主のように自分がなくて周りに流されてばかりというのもかなり問題だと思うのだが。
この店、どうせ上手くいかなくて半年後か数年後には潰れるだろうから、その時にこのクソババアとも離婚して、人生やり直して、晴れて若いかわいい女性と再婚し、今度こそ自分独自の味で勝負できたらいいですね。どうかそうなるように俺も影ながらお祈りしようと思った次第であります。

てなわけで、こういう店は潰れてくれたほうがいいので、

今日の評価は: ★ 1、です。

まっ、近いうちに潰れるでしょう。コロナ流行にもかかわらずまだ続いてるのが奇跡なくらいです。

そういえば、俺はといえば、結局なんとか3分でこのラーメンかっこんで、この後の仕事にはギリギリセーフで間に合いましたとさ。
あと30秒遅れてたらやばかったかも。ヒヤヒヤものです・・・

横浜家系ラーメン 平田屋  
愛知県名古屋市西区上小田井1-48
営業時間
月、火、木~土
11:00~14:00
17:00~24:00
水曜、日曜
11:00~14:00 昼営業のみ

定休日:不定休だそうです。こういうのさすがに困るよね

2020年5月31日日曜日

ラーメン えぼし 都通本店

俺は、台湾まぜそばなどという箸にも棒にもかからないくだらないジャンクフードでボロ儲けしている「麺屋はなび」というは嫌いだし、そんな麺屋はなび系列をワンマンで牛耳っている新山とかいうは大、大、大っ嫌いなのだが、とにかくこのエボシという店はずっと気になってはいた。
それは俺がこよなく愛す「とんぱーれ」が元々あった跡地に出来た店だからというだけではない。安く、美味しく、ボリューミーにお客の胃袋を満足させる爆食ワイルド系ラーメン(あえて二郎系とは呼ばない)というのは、まさに大衆食たらんとするラーメンという料理に最もふさわしいスタイルだと思っているからだ。もちろん「とんこつくん」である俺にとっては、とんこつをグツグツ濃厚に煮出した爆食ワイルドラーメンは大変に心を沸き立たせられるジャンルなのである。
尤も、本物のラーメン二郎とは違い、名古屋にはびこる「二郎系」と称する既存店のほとんどは、残念ながら、安くもなく、美味しくもなく、ボリュームだけはたっぷりの、二郎のほんの上っ面だけをパクったようなロクでもないものばかりであるのは皆さんご周知の通り。だから、いくらあのクソはなびの総親玉クソ新山が出した店だとしても、爆食ワイルドラーメンの新しい店とあっては、淡い期待くらいはどうしても持ってしまうのである。

だがご他聞に洩れず、名古屋の愚民どもこういう店に殺到するのである。某ちゃんねるでも頻繁に名前が挙がるもんで、これはまだしばらく様子見だろう、と思っていたところ、先日たまたま用事があってこのお店の前を通りがかったら、

ラーメンエボシの外観

なんと、並んでいないではありませんか。
これはまたとないチャンス。この機会に是非食べとこうと思った次第であります。

Kenbaiki
けんばいき クリックで拡大

もはや個人ラーメン屋の券売機までタッチパネルの時代なんですね。どうもこういうのは店の雰囲気に合わないような気がしますけどね。
ラーメン小360g、ラーメン中540gが800円とのこと。うーん、ボリューミーであることを考えても若干高く感じるかな。だいたい、本物のラーメン二郎だって三田本店は600円、目黒店に至っては500円で食べられますからね。さらに、逸見政孝さんが存命だった頃はぶた入りで350円だったんだから、これでも高いんですよね。なに、昔といったって、もう俺ですらとっくに生まれていて、小学生やってたからね、そんなに遠い昔じゃないですよ。そう考えると、たかだか20数年くらいの間にずいぶんと値上がりしましたよね。ラーメンくらいじゃないの?ここまで値上がりした物って。
まあ、現代におけるラーメン二郎適正価格がつまり500~600円だとして、そうするとこの「エボシ」はやっぱ割高ですね。だって、二郎のニセモノなのに、本物の二郎より高いってどういうことなの。ニセモノなら本物より安くて当然でしょう。何十万円もするヴィトンのバッグだって、本物と見分けがつかないような精巧な中国のコピー品になると100分の1くらいに値段が下がるのにねえ。どうしてラーメンだとそうならないのでしょうか。
どうもそのあたり、矛盾しているのに、誰も指摘しないのが不思議なところです。

まっ、こういう場合いつもなら当然540gのほうを選ぶところなんだけど、初めて来た店なんでこのグラム数、茹で上げ前なのか後なのかよくわからないし、この時はすでに結構酒飲んだ後だったんでね、ヒヨって360gのほうにしてしまいました。


店内を見渡すと、あっ!こんなお店に、女の子が一人。こういうむさくるしい男向けのラーメンの店で、彼氏に連れられてじゃなくて、一人で女の子が来るなんて結構珍しいですね。


近くで見てみると、女の・・・子、ではないですね。マスクしてるけども、老けてるように見えますね。少なくとも30歳超え、ひょっとしたら40近いのかな。まあ、おばちゃん、ですね。遠目でみたらかわいいっぽかったのに、残念です。
まあでも、こんな店に、おばちゃんだとしても女一人で来るのは珍しいでしょうね。旦那さんと一緒とか、子供と一緒とか、そういうパターンならあるでしょうけど、一人とは。なかなか面白いので観察してみましょう。


ラーメンを今か今かと待ち遠しそうに目をキラキラさせている。ちょっとだけかわいいですね笑


この季節、みんな薄着になってきておっぱいの大きさがくっきり見えるようになって、ちょっと楽しいですよねw大体Bカップくらいでしょうか。大きくはないですね笑


今時の女性らしく、スマホでパシャリ。後でインスタグラムかフェイスブックかなんかに載せるのでしょうか。それでお友達からたくさんいいねを貰って、チンケな自己顕示欲を満足させるんでしょうね。





一心不乱にがっつく女性。


うーん、正直あんま美人さんじゃないですね。ブスってほどでもないけれど。やっぱりなんだか年齢不詳。三浦瑠璃ちゃんあたりに比べるとだいぶ落ちますね。
本来であれば、女性ならこんなところに一人で来ないで、旦那さんや子供さんのために料理の準備をするべきなんじゃないでしょうか。それを、家族を放っておいてこんな店に来て、自分だけラーメン食べて楽しむなんて、あんまり既婚女性としては好ましくはないでしょうね。
それとも、売れ残っちゃって、いまだに未婚なのでしょうかね。その可能性もありますね。でも未婚女性なら、それはそれで同じようなお友達とつるんで食事すればいいのに、一人で寂しくラーメンすすってるなんて、よっぽどお友達がいないんでしょうか。
だったら、インスタグラムに写真のっけても無意味だと思うんだけどね。
あ、もしかして、ここの店員さんの知り合いとかでしょうか。それならまあ、一人で来ててもおかしくはないかなあ。
色々意味不明な女性でした。もうちょっとかわいかったら、同じ趣味(ラーメン)をもつ人間としてお声かけさせていただいて、仲良くなってセックスに持ち込むのもありだったでしょうが、俺としてはちょっとパスですね。
この人、某ちゃんねるで話題になっている例の女ではありませんよね。ちゃんねるの書き込みを見る限り、店に入らずずっと店前につっ立ってブツブツ言ってるだけらしいですからね。たぶん別人ですよね。ご存知の方いらっしゃったらコメント欄にてでも教えてください。

っと、いかんいかん、俺ラーメン食べに来たんだった、知らない女を観察している場合じゃないぞ。

ニンニク ヤサイ アブラ カラメ

だいたいこの場合俺は、ニンニク、野菜、脂、にします。濃厚で脂っこいスープは大好きですが、あまりタレが強すぎてしょっぱいのは好かんので、カラメは基本的に外すことが多いです。

えぼし小ラーメン

エボシ 小ラーメン360g ニンニク野菜アブラ ¥800

ありゃ、ちっちゃいですね。こりゃ失敗したかな。中540gでもよかったですね。やっぱこのグラム数は茹で上げ後なのでしょう。茹で上げ前540gだと茹でた後は700~800gくらいになるでしょうから、それだと流石にコンディションによっては食べきれないけれど、茹で上げ後540gなら余裕ですね。茹で上げ後360gではさすがに物足りないかと。
しかし、麺量はともかくとして、野菜増したはずなのに、盛りが少ないですね。マシマシできるのかわからないけれど、出来るならそうしたほうがいいですね。

さて、スープなのですが・・・甘い。
うーん、ごめんなさい、こりゃあかんやつや。
流石にちょっと、甘すぎますね。
あからさまに糖類(砂糖、異性化糖など)で甘みを出した感じ。とんこつや野菜から滲み出た上質のさわやかな甘みじゃなくて、ベタつくような、不快なタレの甘ったるさです。
かといって、スープ自体が全然ダメってことはありません。豚骨の旨み自体はかなり出ているし、かといって濃厚にも偏りすぎない、バランスの良いダシが出ていると思います。おそらく野菜類を上手く使ってはいるんでしょうか。本物のラーメン二郎に比べたらずいぶんマイルドでさっぱりしているけれど、これはこれで全然悪くない。少なくとも、お湯に塩と化学調味料とアブラぶちこんだだけの立川マシマシとかまんてんその他の、資本系合理主義システム的なうすっぺらい名古屋系二郎もどきとは全く異なる、ちゃんと美味しいダシを取った上で、あえてジャンクに振った味と言えるでしょう。
だけど、せっかく美味しく取れたダシを、このクソ甘ったるいタレ味が台無しにしてしまっている。これは至極もったいない。
悪いけど、俺の好みとしては、こういう極端に甘ったるいラーメンはごめんなさい、勘弁です。
こういうの好きな人もいるんだろうかね。というか、やっぱり名古屋人はこういう甘ったるいの好きなのかなあ。だって、ここの他にも、やたらと甘ったるい味のラーメン屋結構あるもんなあ。それが売れると思っているから、お店の人もそういう味にするんでしょう。そういう土地なんでしょうかね。
だけど、俺とは絶対に好みが合いません。残念ながら。

しかも、地獄なのは、スープだけじゃなくて、チャーシューも、背脂も、同じような甘ったるい味付けがされていることである。これでは、このラーメンを食べている間中、このひどい甘ったるさから逃れられる休憩場所が全くないことになる。いやまあ、唯一の救いがもやしでしょうか。もやしに絡めて食べると、このひどい甘ったるさが薄れて、調度良い具合になり、そこそこ食べられる。しかしそれでも、スープも肉も背脂もこんなに甘いというのは、俺にとってはかなりツラい。
360gの麺は、平べったく切り上げられた角麺。まあ、要するに、きしめんですね。食感がまたきしめんのようにコシがなくふにゃふにゃでイマイチだ。前述のリンク先によると「(きしめんは)うどんと比較してコシは非常に弱い」とのことだが、まさにこのエボシの麺も、一般平均的なラーメンの太麺に比べてコシが非常に弱い。
ちょっとゆですぎなのか、それとも生地の時点で最初っからこのやわらかめを目指しているのかわからないけれど、多分後者なのじゃないかなあと思う。なぜなら、このふにゃふにゃきしめん、このスープをよく持ち上げるのである。確かに、麺とスープの絡みという点で考えればこの麺は正しい。しかし、あくまでこのスープが調度良いタレで味付けされていればの話である。麺は小麦粉で出来ているから当然糖質であって、そこにさらに過剰に甘ったるい糖類をたっぷりぶち込んだタレで味付けされたスープが絡まると、糖+糖のダブルパンチだ。これは身体に悪いだけじゃなくて、味としてもキツい。喩えて言うなら、ご飯に砂糖かけて食べるようなものだ。 茹で上げ360gというのは、量的には余裕で食べられるけれど、この糖+糖のダブルパンチとなると、この量でもすぐに飽きが来てしまう。結果的に、ラーメン小360gにしといて良かったかな、ということになってしまう。

俺はどちらかというと、毎日ほぼ欠かさずに飲むという程度には酒飲みな方なので、しょっぱい味は割と好きなんだけど、甘いのはどうも苦手なんですよね。これは完全に俺の好みだけれども。
ここを見ると、愛知県の男ってなんと、全国でもっとも酒を飲まない人種のようですね。俺はどことは言わないけどこの表で言うとどちらかというと上位のほうの都道府県出身なんで、地元に戻れば酒飲み仲間がいるけれど、愛知には全然居なくて寂しい思いをしているんですよね。
一般的に酒飲みほど甘いものを苦手とし、酒を飲まない人ほど甘いものを好むという傾向があると言いますが、 確かに愛知県に限って言えば手羽唐揚げ、味噌カツ、あんかけスパといった、しょっぱいけど甘ったるい、みたいな味が優勢ですよね。もちろん小倉トーストシロノワール、マウンテンの甘口スパゲッティのようなあからさまに甘さを全面に出したものもあります。そういえば、俺の嫌いな台湾まぜそばも、辛いけども、どちらかというと甘辛味という感じですよね。
そしてそういう味覚傾向は、確かに酒飲みとはあまり合わないように思います。
酒が飲めない奴はバカ舌、とまでは言いませんが、やっぱり俺の好みとは合わないんですよね。
同様に、名古屋には猫舌な人が多いような気もします。そういう人とも俺は合いません。
まあ、要するに、アルコールであれ熱であれ、刺激的なものに強いか弱いか、ということでしょうか。
俺は、刺激の強いものも繊細なものも、両方味わえたほうがいいと思うので、やっぱり刺激的なものを食べられない&飲めない人は、味覚に関しては、馬鹿舌とまでは言わなくても、ちょっと不利なんじゃないのかなあと思います。

そういう意味で、この「エボシ 都通本店」のラーメンは、酒をあまり飲まない名古屋人には美味しく感じられるようなチューニングをしているんではないでしょうか。
だけれども、比較的酒飲みである他地域出身者の俺の好みにはちょっと合いません。
決して悪い味というわけじゃないんですけどね。むしろこういう、二郎っぽい、爆食ワイルドラーメンを名古屋圏で目指している店としては、狙いは良いんじゃないでしょうか。何より、ダシ自体はかなり美味しく取れていると思います。
俺の好みには残念ながら全く合わなかったけれど、甘ったるさや麺のふにゃふにゃ感が気にならない人にとっては、これはこれで結構良い選択肢になるのではないでしょうか。

というわけで、

今日の評価は  : ★★ 2、になります。

俺は好きじゃないけど、この嫌味なタレの甘ったるさを差し引いて言えば、スープそのものの美味しさは評価できると思うし、それにさすがに立川マシマシ9号店よりはずっとまともだと思うので、あれよりも点数を落とすのはどうかと思い、この評価になります。

それにしても、誰か「例の女」の写真を撮ってアップしてくれないものかなあ。


ラーメン エボシ 都通本店
愛知県名古屋市千種区松軒1-9-10
営業時間
11:00~15:00
18:00〜22:00
定休日 : 水曜日、第4火曜日


2020年4月26日日曜日

ベトコンラーメン 春日店 サッポロラーメン

いやはや、まいったね。
中国武漢発祥の、今や全世界に広がったなんちゃらウィルスのおかげで、どこの食べ物やさんも軒並み臨時休業や営業短縮。
開いてるのかどうなのか、開いてるとしても何時までなのか、もちろん店によってまちまちで、お店の前まで行ってみて、あ、やってねー、というパターンが多すぎる。
ネットで情報流してる店ばっかりじゃないし、仮に流してても顔本とかさえずりみたいな、俺のようにユーザー登録してない人にとってはわざわざ見に行くのもメンドクサイような方法によってしか告知してないような店が多いです。
もはや、通常営業しているラーメン屋のほうが少なくなってしまい、開いてさえいれば、味がどうであってもラーメン難民豚どもが殺到するような状況になってしまいました。
お持ち帰りのみでの営業のお店も多いですが、ラーメンなんて、一番できたてのアツアツを頂きたい食べ物の筆頭ですからね。持って帰って家で食うくらいなら最初からスーパーのチルド麺か冷凍麺か、コンビニのやつか、いっそカップラーメンでも充分ですよね。
こういう時にこそ、世相に流されて自粛などせず、堂々と営業するような店のほうが、商売としては正しいと思うんですけどね。
俺としては、世の中に流されて自粛したり時間短縮するような、気取ったヘタレな店はどんどん潰れてくれたほうがいいので、ちょうどいい機会かもしれませんね。

ベトコンラーメン春日
店名が「ベトコンラーメン」春日店。
メニュー名がそのまま店名になるというのも珍しいですけどね。元々はここも「新京」だったそうで。
ひらたのベトコンラーメンもそうでしたが、なぜ新京を名乗らなくなったのかは、俺にはわかりません。
詳しくご存知の方いらっしゃったら是非教えてください。

もちろん店名になっているベトコンラーメンがレギュラーメニューなのでしょうが、この店はそれだけではない。

めにゅう
サッポロラーメン、みそラーメン、とんこつラーメン、タンメンといった、豊富なヴァラエティがあり、それもメインであろうベトコンラーメンよりも軒並み安い。
俺は、ラーメンは大衆食であって、庶民のためのものだから、適正価格は400円~500円台くらいだと思っている。まあせいぜい600円台なら許せる。昨今の、やたらと能書きたれて一杯700円も800円も、場合によっては1000円近くも取るようなは、ラーメンとしての基本を外しているのだ。
そういう事を言うと、だったらお前はスガキヤでも食っていろ、と言う奴が居るが、それはおかしい。
やはり400円を切ってしまうと、ただ単に安かろう不味かろうのチェーン店になってしまう。まさに、スガキヤ日高屋のような。
安すぎるのも問題なのだ。
もっとも、幸楽苑などは元々280円だったのが、いつの間にかどんどん値上がりして、今じゃ440円だっけ。内容がお粗末なのに値段ばっか上がってしまった、安くなかろう、まずかろうの店だ。これはいくら400円台でも、適正価格とは言えない。
やはり、4~500円くらいで、しっかりと手間をかけて心をこめて、美味しいラーメンを提供してもらうのがリーズナブルというものでしょう。

そこへ行くと、このお店の価格設定は大変すばらしい。
店で一番安いサッポロラーメンが、500円。みそラーメンでも600円。ベトコンになると700円になってしまうけれど、それでもこれだけ選択肢があるというのが良い。
しかも、平日の昼間だと、この価格のラーメンに、さらにご飯、サラダ、漬物が付くようで、これこそ庶民の味方であるべきラーメンの純正なあり方だと言えるでしょう。
加えて、あの忌まわしい令和元年の消費税増税のときにも、便乗値上げをせず、価格を据え置きしているのだ。
なんと良心的なことか。いや、これが普通だと俺は思うのだ。商売人として、お客のことを本当に考えたら、このような選択にならないほうがおかしい。
だから他のほとんどの名古屋のラーメン屋は、客を思いやる気持ちなどない、食べる価値のない、おかしな店ばかりなのだ。

サッポロラーメン 春日店

サッポロラーメン ¥500

うーん、見た目は至って普通の醤油ラーメンですね。
でも、サッポロラーメンというだけあって、表面にラードがけっこう浮かんでいますよね。
こういうのって、昔千種、あるいは伏見にあった「富良野ラーメン」みたいなスタイルなんじゃないでしょうか。「しゃんがりら」になってからは大分こってり志向になってスタイルが変わりましたが、俺は両方好きでしたね。

食べてみると、なるほど、これはまさに「札幌醤油ラーメン」ですね。
決してよくあるあっさりした昔ながらの中華そばなどではなく、醤油ダレがガツンと濃くて、鶏ガラが中心であろうスープも充分に強く出て、さらにこのちょっとだけ固形分が入っているラードのおかげで、思いのほかこってりした味わいに仕上がっています。
特に、醤油ダレが、ちょっと酸味がかっていて、ただ単に濃いのではなくて、なんとも言えないじんわりとした深みのある味です。毎日少しずつ継ぎ足しで使っているうちに、熟成されていったのかもしれませんし、もしかしたらたまり醤油なんかを使っているかもしれませんね。ここらへんは「ひらたのベトコン」と共通しているように思います。
化学調味料も結構効いています。かといって、決してそればかりの味ではなくて、元々のスープのダシやタレの味が強く出ているので、そこに化学調味料を強く効かせても元の味が崩れずに、むしろ相乗効果をあげているような感じで、ぐいぐいと飲めてしまいます。

世の中、無化調とかが流行ってますけど、あれは俺から言わせれば具の骨頂ですね。
たしかに、化学調味料の味ばかりで全然美味しくないラーメンもあります。でもそれは、コスト削減、手間削減のためにろくにダシもとらず、貧弱な材料だけで作った劣悪な味を誤魔化すために化学調味料を大量に入れているからそうなるのです。
元々ちゃんとスープをとり、タレも良質な材料を使ってちゃんと手間をかけて作られたラーメンに、アクセントとして化学調味料を効かせるというのなら、俺は大歓迎です。まさにこのラーメンがそういう感じです。
逆に、無化調とか言いながら、いろんな材料をまぜこぜしすぎて、結局濁った味の美味しくないラーメンになってしまっている例もありますからね。如水なんかがその良い例(悪い例)です。

もやしは、どちらかというとシャキシャキ系ですね。まあ、量も味も至って普通ですけども、このスープには合っているんじゃないでしょうかね。
もやしの下に隠れてしまってますけど、チャーシューもしっかりとあります。これもまあ、でも普通かな。昔ながらのラーメンに乗ってるやつって感じです。

スープと具は札幌醤油ラーメンのスタイルに近いですが、麺は全然違いますね。
サッポロラーメンによくある中細ちぢれ麺ではなくて、細いストレート麺。
つまりこれ、ベトコンラーメンの麺なんですよね。
まあ、やっぱりメインがベトコンラーメンの店なので、わざわざ他のメニューのために専用の麺を用意するわけにはいかず、使いまわしということでしょう。
このスープには、やっぱりもう少し太めでちぢれている麺のほうが合いそうな気はします。
でも、全然ダメってことはありません。最初は違和感あるかもしれませんが、だんだんと食べていくうちに、これはこれでありかなあ、と思うようになります。
元々、麺自体の味は良いものですからね。

全体として、まあ、ベトコンラーメンのベースになるラーメン、という感じでしょう。ここに炒めたニンニク、ニラ、モヤシ、それに辛味だれなんかを合わせていくとベトコンになるんだと思います。
確かにこのサッポロラーメン、オールドな感じのラーメンですけども、オールドなりのしっかりと美味しく作られた味です。ラーメン福なんかの調度良い化学調味料感が好きな人は、これも好きになるんじゃないかなあと思います。

というわけで、色々不満な部分がないわけではないですが、しかし、これだけしっかりと美味しく作られたラーメンを500円で食べられるんだから、まさに庶民の味方だと言えるでしょう。
俺はこういう店こそ、ラーメンの本道を行く店であり、大切にすべき店だと思います。人によってはこういうのを「ノスタルジックラーメン」などと称して昨今流行りのニューウェーブ()ラーメンと別枠で扱うおりますが、俺はああいう考え方は嫌いです。そうではなくて、すべてのラーメン屋を平等に正当に、庶民の味方として考えます。
むしろ、昨今の気取った、やたらとシャレたデザインの店内で、高級な材料を使った能書きを垂れて、一杯800円も900円も取るようなのほうがラーメンの本筋から外れているのではないでしょうか。ああいうのは、庶民のためのものではなくて、マニアのためのラーメンだと言えるでしょう。
いつから、ラーメンが庶民の食べ物ではなく、マニアのための食べ物になってしまったのでしょうか。
おそらく、やっぱり、インターネットが普及して、何のとりえもないくだらない連中が自己顕示欲を満たすためにブログだのネット上などで偉そうに意見を垂れるようになってからでしょう。そして、お店の側も、ああいう連中の自己顕示欲を満たしてあげるような、能書きにこだわったラーメンをもったいぶって高い値段で売るようになってしまっていったのでしょう。
マニアってのは、どの世界にもいますけれど、自分の趣味のためならいくらでもお金をつぎ込みますからね。それしかとりえがない、つまらない連中なのですから。
俺は違いますよ。俺はラーメンマニアではなく、しがない一般庶民です。ラーメンのために遠出したり、高い金払ったりするような酔狂なことはせず、お手ごろに、美味しく、お腹を満たしたいだけです。ラーメンマニアではない、ただのラーメン好きの多くの一般人は俺と同じでしょう。
このブログ開設当初から何度も言っていますが、俺はマニアのためでなく、庶民のためのラーメンレポートをしたいのです。だから、たまに俺のことを貧乏で金がない、と揶揄する連中がいますけれども、俺から言わせれば、世の中の大多数の人間は、たかがラーメンごときにそんな大金をつぎ込むほど、酔狂な連中ばかりではない、と言いたいです。彼らのほうがよっぽど、ラーメンに関する金銭感覚がおかしいんじゃないかと、俺は思うのですがね。

というわけで、ラーメンの本道である、適正価格を守り、気取ってはいないけれどしっかりと美味しいラーメンを提供し、また便乗値上げにも乗らず、コロナウイルスの世評にも流されずに営業を続け、庶民にささやかな幸せを提供しつづけているこのお店を俺は評価したいです。


今日の評価は : ★★★★ 4、です。


他のメニューも、いろいろ食べたいですね。

ベトコンラーメン 春日店
愛知県清須市春日中沼58
営業時間
11:00-14:00
17:00-22:00
定休日:月曜日

残念ながら、緊急事態宣言発令中は夜営業を20:00までに短縮。
ここだけはほんとに残念です。。。













2020年2月13日木曜日

2020年 あけましておめでとうございます。

なんだかでは、とんこつくんはなぜか消えたことにされちまっているわけですが、俺別に消えたわけじゃないですからね。そこらへんの、まっちゃんとかラ王みたいなヘタレどもと一緒にしないでいただきたい。確かに、ちょっとご無沙汰していたかもしれませんが、それはただご無沙汰していただけであって、決して消えたわけではないのです。とんこつくんは永久不滅ですぞっ。

しかしまあ、確かに、本音を言えば、ここ最近はあまりラーメンに対する情熱も薄れてきてしまっていると言わざるを得ないでしょう。ということを申しますと、単純な人たちは、やれ、とんこつくんもご他聞に漏れず、トシのせいでこってりしたラーメンがキツくなってきたんだな、とか、やれ最近はTwitterとかインスタとかマストドンあたりが主流で、ブログなどという表現媒体はもう時代遅れのものになっている、とか、そういう屁理屈を捏ねそうなものです。
ですが、俺は決して加齢によってラーメンのような塩分、脂分の強い食べものがキツくなってきたわけではありません。むしろ以前よりもいちだんと、よりコッテリ、より脂っこい、よりボリューミーな濃厚豚骨ラーメンへの探究心が強まっております。
それに、俺は味の感想を、出来るだけ文章だけで表現したいと思っており、画像などはあっても無くても良く、ほんの補助的役割に過ぎないと思っているので、みんなでこぞってきれいな写真をアップするインスタグラムとか、手軽ではあっても文章の長さに制限のあるツイッターやマストドンなどにはあまり興味がないのであります。そもそもこのブログ始めたきっかけが、いくらでも長文を書ける2chのようなもの、あるいは、何を書いても削除されない食べログのようなもの、を求めていたわけですから。
だからいくらラ王がやめようががやめようがK麺がやめようがまっちゃんがやめようがヌーレポやめようが、俺は俺で独自路線の文章中心ブログを続けるつもりでしたし、実際いまでも続けているつもりです。

俺がなぜ、ラーメンに以前ほどの興味がなくなってしまったのか、その原因はひとえに、昨年10月1日からの消費税増税であります。ご存知の通り、外食産業の消費税は8%から10%に値上がりしてしまったわけであります。
そんな、元々108%だったものが110%になるだけで、高々元の価格から1.85%値上がりするだけでしょ、と言われそうです。勿論、俺としては本当に1.85%だけの値上げであればそう異存はないわけです。問題は、この消費税値上げに便乗して(悪乗りして)、1.85%だけにとどまらない、法外な値上げをする不届きなラーメン屋がたくさん出てきたことです。

(因みに、「108%から110%に値上げなら、2%の値上げじゃないの?」と思ったバカどもに説明すると、確かに商品価格の100%にそのうちの2%を上乗せするのであれば2%の値上げです。ですが、もともと消費税は8%でしたので、従来のラーメン屋の税込み価格には、商品代金に8%の消費税があらかじめ上乗せされているのですね。つまり最初から、商品本体価格の108%で提供されていたのです。で、その108%の価格を基準に、110%の価格を考えると、つまり、今までの商品代金の108%の価格を100とした場合、その価格のうちの商品代金の2%というのは、
2/108=0.0185185185.....
となるわけです。およそ1.85%。つまり消費税8%だった頃の元々の税込み価格(本体価格+その8%)全体の1.85%を上乗せすれば、本体価格+その10%という数字が割り出されるわけです。おわかりですかな)

 すべてではないですが、俺の知る限りのほとんどのラーメン屋は、昨年10月1日以降、30円から50円、もしくはそれ以上の値上げをしています。
一例として、立川マシマシ9号店を取り上げてみましょう。ここは増税前までは小ラーメン、中ラーメンが750円でしたが、増税後は800円に値上がりしてしまっています。
50円の値上げですね。
しかし、本来、元々の価格750円が商品本体価格+消費税の計108パーセントだとします。
この価格から、商品本体価格+増税後の消費税10%=計110%を割り出すには、750円の1.85%を加算すればいいわけです。つまり、
750+(0.0185*750)≒750+およそ14円=764円
となるわけです。(小数以下は四捨五入)
ちなみにこの場合、商品本体価格はおよそ694円ということになりますね。今までの価格はこの694円に8%を上乗せした750円、10%を上乗せすれば763円(四捨五入したので上記とは1円の誤差が出ましたが)ということになります。

なんと、増税後の純正な適正価格は、764円ということになります。14円の値上げ!
本来であれば、今までの価格にたった14円値上げすれば、この店の採算は全く変わらないということになるはずなのです。
 まあ、券売機を使っている以上、1円単位は四捨五入するか、あるいは大負けに負けて、切り上げるかするしかないでしょう。
大負けに負けても、この店の増税後の本来の純正な税込価格は、770円。20円の値上げ。俺が許すことができるのは、ここまでです。
なのにこの店は、その純正価格よりも30円も高い、50円の値上げをしているのです。
本来770円でも充分今までと同じくらい採算が取れるはずなのに、そこへさらに30円も便乗上乗せしているわけです。
じゃあこの30円分はどこへ行くか?というと、言うまでもなく勿論、お店の余剰な儲けになるわけです。
たった30円と言うなかれ。一日100食売れるとして、30*100= 3,000円。この「立川マシマシ9号店」は定休日なしなので、1ヶ月30日だとすると、90,000円!一年間365日なら、な、なんと1,095,000円!
実に年100万円を超える余剰の儲けを、この店は、何の努力もなしに、この増税騒ぎに便乗してガッポリ、巻き上げようとしている。
なんと、あこぎな!!

なんと あこぎな!
美味しんぼ105巻より

これでは悪徳商法と言われても、何も文句は言えないと思いますよ。
こんなあくどいお店でラーメンなんかを食べても、なんだかすごく気分が悪いです。
人間の汚い部分をみせつけられながら食べる食事なんて、全然楽しくないし美味しくありません。
俺が言いたいのはその部分で、もちろん30円分の余剰値上げは財布に痛いのも確かですが、それ以上に、この店を経営している人間のあまりの心の汚さに、どんよりした気持ちにさせられるのが耐えられないのです。
尤も、この店は光フードサービスが東京の本来の立川マシマシのフランチャイジーとなって経営している店ですから、この余剰分の汚い金を、本部の立川マシマシがまるっと巻き上げてるのか、光フードサービスがまるっと懐に入れているのか、それとも両者で山分けしてるのかはわかりませんが、少なくとも現場の従業員に還元されるなどということはまずないでしょう。身体を張って現場で頑張っている人間が報われずに、快適なオフィスのイスに座って一日中ふんぞり返っている奴らばかりがガッポガッポ儲かる、そういう一面も本当に汚いなあと思うのですね。

しかしなにも、ここで一例として挙げた立川マシマシだけがこんなあこぎな商売をしているわけじゃなくて、それどころかほとんど全ての名古屋のラーメン屋が同じような手法で便乗値上げしているのです。
確かに、俺みたいに、108%から110%への値上げに置ける本来の純正な価格をいちいち計算するような人はそんなにいないでしょう。だから簡単に大衆を騙すことが出来るのも確かなのかもしれませんが、 だからといってそんな弱みに付け込んで余分なお金を騙し取ろうとするなんて、ラーメン業界全体の人間性に対して疑いの目を持ってしまうのもいたし方ないと思いませんか。
だから俺は、少なくとも名古屋のラーメン業界に対して、いい感情を持てなくなってしまったし、実際に足も遠のくというものです。

そうそう、今は久屋大通で名古屋ラーメン祭り2020が絶賛開催中ですが、とんこつくん的に気になるとんこつラーメンのお店もいくつかあったものの、一杯分のチケットの値段が900円というのがまたあこぎですよね。元々ただでさえ850円と高価格だったのに、そこへさらに便乗で50円の値上げですか・・・どうせそんだけ出したって、イベント向きの調理を簡略化されたキットで作られる、分量の少ないラーメンを食べさせられるだけでしょう。それだったら遠出してでも、お店へ行ったほうがまだ良いです。というわけで、第1弾も第2弾もスルーしてしまったわけです。第3弾に行く可能性もなくはない、けれど、まあ、行かないかなあ・・・

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立川マシマシに話を戻しますと、小ラーメン(200g)、中ラーメン(300g)は800円に値上がりしてしまいましたが、ミニラーメン(150g)だけは価格据え置きの750円になっています。
というわけで俺が注文できるのはこのミニラーメンだけということになってしまいます。
確かに二郎系を標榜しているくせに150gというのはいくらなんでも少なすぎますが、ここに野菜もアブラも増せるわけだから、麺はオカズと考え、野菜とアブラを沢山食べる店だと割り切れば、まあこのミニラーメンを注文するのもそう悪くない選択肢なのかな。。。


たちましみに

ミニラーメン アブラマシ 野菜マシ ¥750

まあここはスープがマズいし、そのマズイスープを吸った麺もマズイが、アブラだけはなかなか旨いんだよなあ。だからアブラをたくさんかけた野菜を食べるにはまあ、良いんじゃないかなと思います。両方マシマシにしても良かったよなあ。ちょっと失敗

味の感想、評価は前回と一緒です。いちいち書きません。


ここ数年、急に名古屋にも外国人が増えてきましたよね。ちょっと前は大学生とかフリーターのバイト店員ばっかだったのが、外国人の店員さんのほうが主流になってきました。今まで居た大学生とかフリーターはどこへ行っちゃったんでしょう。まさか就職して正社員になったわけじゃないだろうし、起業して社長になったでもないだろう。でも今時ニートってのも流行らないしなあ。どうやって生きてるんでしょ。知ってたら教えてください。



tennin

tennin


フィリピンか、タイか、マレーシアか、はたまたその他のどこかかな?うーん、結構かわいい、いや、実にかわいいですよねっ(*´Д`)
フィリピンだののアジア系の有色人種の女性ってよく、ふくよかに太ってて健康な子供を産めそうな感じのイメージの人も多いですが、この店員さんはすらっとしてスマートで、そしてちょっと背がちっちゃくて、おっぱいはちょっと小さいけれども、でもすごく俺好みです(*´Д`)




 とても熱心にお仕事をしております。お仕事に集中している隙を狙って、あの「立川マシマシ」って文字が書いてあるあたりを、揉みっ、としてあげたいですね(*´Д`)
カウンター越しだと難しいけれども、カウンターの中で一緒に働いていたらできるんじゃないでしょうか。
しかもちょっと触っただけで一々訴えるだの文句を言うクソめんどくさいジャパニーズ女性と違って、ちょっとくらい触っても苦笑いして大目に見てくれそうな、そんな大らかさを彼女の雰囲気には感じますよね。感じませんか?あれ、俺だけですか?



そんなかわいい彼女と一緒にカウンターの中に居て調理しているうらやま死刑な店長(?)は、残念ながら彼女とは対照的に、冴えないブサイクなオタク顔の日本人でした。いや、ひょっとして朝鮮人かな、そこらへんは、しゃべってないのでわかりません。しゃべらないとあんま見分けつかないもんなあ。なんだかあまり程度の良くない大学生上がりみたいなぱっとしない身なりの若造ですね。しかし調理を一任されているのだから、いっぱしの店長というわけでしょう。雇われ店長なのか、それとも例の光フードサービスの若手社員なのか。まあどちらにしても、調理を任されているのだからそれなりに優秀なわけですよね。
いいなあ、この狭いカウンター内だったら偶然手がおっぱいに触れちゃうことだってあるでしょう。それどころか、仕事が終わったら仲良くホテルにGoin'するのかもしれません。チクショー、むかつくなあ。まさか実は結婚している、とかもひょっとしたらあるかもしれませんね。
俺もこんなにかわいい外国人の彼女とハメて、たっぷり中出ししたいものです。なに、もし妊娠してしまっても、やれ慰謝料だの責任を取って結婚しろだのシチメンドクサイ文句を垂れる日本人女と違って、笑って許してくれそうですよね。堕ろすのにもそんなに抵抗感がなさそうです。ほら、例えば韓国人って整形するのに抵抗がなくて、気軽に誰でもやっちゃうじゃないですか。そういう感じで、アジア人の女性って日本人よりも気軽に、普通に医療を受けるくらいの感じで堕ろしちゃうか、もしくはそのまま出産すらしてくれそうなイメージありませんか。勿論俺は一切責任とりません。シングルマザーとして明るく楽しく子育てして過ごして、それでいて俺には一切恨みも持たない、というような、そんな大らかで明るい人生を歩んでいきそうな気がします。
もう、大してかわいくないくせにやたらとシチメンドクサイ、俺と全然付き合ってくれない日本人女性なんてこっちのほうからさっさと見捨てて、外国人の女の子に鞍替えしちゃおうかなあと思う今日このごろであります。


まあ、今年もひとつよろしく、といったところです。


とんこつ

2019年6月20日木曜日

ひらたのベトコンラーメン

実はベトコンラーメンってほとんど食べたことないんですよね。だいぶ以前に東郷町の新京で食べたことがあるんですが、その時はあまりぴんと来なくて、元祖であるはずの新京でもこんなもんなら、別にそう追求するほどのジャンルでもないのかな、と思いました。
それになにより元来白濁したとんこつスープが好きな俺にとって、こういう普通の鶏ガラ主体の醤油ベースなラーメンにはあまりenthusiasmを感じないのですね。
まあこのブログでも前にくまどんのベトコンが登場しましたがあれは決して世間一般にいうベトコンラーメンとはかけ離れていますね。
というわけで、名古屋界隈に長いこと住んでいてラーメン好きなわりには、ほとんどベトコンラーメンについての知識素養に欠けている俺であります。

この「ひらたのベトコンラーメン」も、たまたまこの付近を歩いていて見つけてふらっと入っただけで、特に最初からこの店を目指していたとか、前知識があったわけじゃありません。
後から調べたところによると、このお店も元々「新京」だったそうですね。何が原因で新京グループから離れてしまったのかは解りません。本店とケンカしたのか、それとも円満独立なのか、どっちなのでしょうかね。

メニュー


うーむ。ゆきちゃんラーメンの時にも思ったけど別にこういうオールド系ラーメンだからといって特に値段が昔ながらの安さってわけじゃないようなんですよね。850円かあ。いっぱしに高いなあ。尤も、750円のサッポロラーメンという回避策が用意されているところは好感が持てますね。俺は、ラーメン屋において、店で一番安いラーメンは400~500円台くらいであるべきだと思っているのですが、まあギリギリ750円なら許せなくもないかなあ。でも高いね。

ベトコンラーメン、かなり辛いので、辛さ薄めがおすすめです、って書いてあるけれど、辛さがウリのベトコンラーメンを食べに来てわざわざ辛さうすめを頼むなんて野暮なことはしません。かといっていきなりちょうカラメを頼むのもあれなので、通常の一段階上、カラメを注文しました。

ひらたのベトコンラーメンの画像


ベトコンラーメン カラメ ¥850

二郎ほどじゃないけれどモヤシがたくさん乗ってますね。それに、二郎にはないニラと、刻んでないまるまんまの潰しニンニクがごろごろしております。
スープは、白濁はしていないけれど、醤油ダレの濃さが強く、ダークな色合いをしていますね。

とりあえずスープから・・・

!!!!!!!!!!

あれれっ、なにこれっ、うまあぁ~いっ!!!!!!

ちょっとこれびっくりする美味さです。
普通の鶏ガラスープには違いないんだけど、なんというか、そんじょそこらの醤油ラーメンとは違います。
もちろん、辛さとニンニクの香りが美味さを倍増しているのは確かなんですが、まずそこを差し引いても、醤油ベースの鶏ガラスープ自体がなんだかとてつもなく美味いのです。
口に入れた瞬間、懐かしさを感じるような安心感のある鶏ガラスープの旨味を味わったかと思いきや、なにやら予想外の、くわっとくる旨みがあるのです。そして甘みもかなり感じますがいやみったらしい砂糖や味醂の甘みとは一線を異にした、素材本来の甘みといいましょうか。それとこの醤油ベースのタレ、これがまたニクいほど深みがある。ほのかな酸味を感じるほどの熟成感があるこの醤油ダレ、なにかコツがあるのでしょうか、それとも醤油にこだわりがあるのでしょうか。ひょっとして、たまり醤油を使うとこんな味になるのかな。もしかして、魚醤的なものを使っているのでしょうか?確かにこの旨みとほのかな酸味は、発酵食品一般に感じられる類のものです。ともかくそんじょそこらの醤油とは違う、深みのある味ですね。
化学調味料も本当に調度いい具合に使っていますが、元々のスープがうまいもんだから、本当にちょっとした味の調整役に徹していて、決してそればかりの味にはなっていません。
スープを飲んだ後も、口のなかにかなり長く旨みの余韻が残るような、そんな感じです。かといって決して濃厚だとかしょっぱいだとか、そういう感じでもなく、あくまでさわかやな旨みが長く続きます。
なんだろう、この感じ!!
なんか特に特別な工夫を凝らしているとか、変わった材料を使っているとかではなく、あくまでバランスのとり方が絶妙なのでしょう。
それともやはり発酵食品や、ちょっと変わった魚介類なんかのダシを隠し味に使っているのでしょうか?そこらへんはわかりません。
わかりませんが、なんかこの、他とはちょっと違った感じ、伝わったでしょうか?なんか上手く書けませんでごめんなさい。

辛さは、まあ表記にあるほど恐れる必要はない感じです。確かに小気味よいピリッとした辛さはあるのですが、激辛の類ではありません。多分ですが味仙の一部店舗(藤が丘、セントレアあたり)の台湾より辛くない程度でしょう。よっぽど辛さが苦手な人以外は普通か、カラメで調度いいかもしれません。尤も、本当に辛さが苦手な人はこのような店に来ないかとは思いますが。次回はちょうからめにしてみようかなあ。

変なたとえかもしれないけれど、このスープの味に一番近い他の食べ物といったら、チャンジャ、かもしれません。
俺はチャンジャ大好きなのですが、この発酵したほのかな酸味と、鶏ガラベースの割には魚介類に近いような深い旨み、そして調度いい辛さはあの素晴らしい韓国の発酵食品を思い起こさせます。使っている材料は全く違うでしょうに、なんとも不思議ですねえ。

麺は、博多とんこつラーメンと肩を並べるほどの細麺ストレート。かん水はこちらのほうが多めなのでしょうかね。色合いは黄色っぽいです。
でもって、博多ラーメンのバリカタみたいな固さとはまた全然違った意味の、強めの歯ごたえがあります。細麺だからといって決してそうめんのように柔らかいわけでなく、むしろどちらかというとしっかりとした固さをもつラーメンと言えるでしょう。そして、細いわりにはあまり伸びにくい。これがまた博多ラーメンとは違うところです。この麺はこの辛さを伴った深いスープに実に馴染みます。

しかしそれ以上に驚いたのはこのたくさん乗った具材。もやし、にら、にんにくの固まり、そしてチャーシューではなく普通のスライス豚肉、ですが、このもやし、そんじょそこらの、ただ大量に乗せとけば良いや的な、G系もやしとは全然違います。火の通し方加減が実に絶妙なのです。ものすごいしゃきしゃきとした、みずみずしい食感ながら、ちゃんと火が通っているのです。これは他の店は真似できません。おそらくですが、中華料理の技法の油通しをしているのでしょうかね。ゆでただけのモヤシや、やたらとくたくたした火を通しすぎたもやし、あるいはほとんどナマみたいなもやしが横行している昨今のラーメン界において、モヤシひとつにこれだけ手をかけるとは、おぬし只者ではないな、です。
そしてまた凄いのがこのニンニク。青森産だっていうからそんじょそこらの中国産とは味も食感も違うのは当たり前でしょうが、それにしたってこの火の通し方がすごい。きちんと火が通ってホクホクした食感を楽しめながら、同時にあの生ニンニクの強烈なアリインの刺激をも残している。ほんとうにこの料理技術には脱帽です。これだけ料理に卓越したラーメン屋、なかなかないと思いますよ。話題作りだけは上手い店が多いですが、こんな絶妙な火加減の野菜を、コンスタントに毎回ラーメンに乗せて出せるなんて、すごい技術だと思います。
こういう技は絶対にチェーン店にはできませんね。あ、だから新京から独立して個人店経営にしているのかもしれませんね。
この肉ですが、チャーシューじゃないからもしかして物足りないのかと思いきや、かえってこの素晴らしいスープと麺と野菜の中においては調度良い脇役に徹していて、決して物足りなくなんかありません。これら具材はこれだけで、極上の野菜炒めとして食べることができるでしょう。(実際ベトコンヘッドというメニューでこの野菜炒めだけをおつまみとして注文できるようです)


全体を見ると、ぱっと見ジャンクなオールドスタイルラーメンだろうと思いきや、実に一つ一つのポイントに高い料理技術が注がれていて、いかに店主がこのラーメンを大切に作っているかがわかります。これこそ、心のこもったラーメンだと言えるでしょう。
そう考えると850円というのは決して高い値段ではないのかもしれません。
いやあ、ベトコンラーメンがこんなに旨いだなんて、知りませんでした。これは今まで食べずにきて損をしましたね。
これはまた新京や香楽、他のベトコンラーメンのお店にも行ってみなければいけません。


今日の評価は:★★★★★ 5、です!!!!!


あれ、もっと高くてもいいじゃんか、とお思いでしょうが、やっぱりいかに高い料理技術が注がれていても、ラーメンはラーメンであるべきだと思います。味だけなら6か7は余裕なのですが、大衆食であるべきラーメンの値段としては、やはりちょっとばかりout of rangeかなあ、とは思うのです。


ひらたのベトコンラーメン
愛知県名古屋市西区平出町341
11:30~13:20
17:30~20:20
定休日 :水曜日、日曜日




2018年12月25日火曜日

Gerry Kusosmas!!

こないだ久々に大垣市の我一豚(がちぶた)行ったんですけどね。
あのかわいい超巨乳のおねいさんはもういなくなっちゃってました。
まあもう2年まえですからね。仕方がないかあ。
かわりにこんな女の子が働いてました。




まあ、この子だってそれなりにかわいいですけれども、やっぱりあの超爆乳のおねえさんの印象がすごすぎて、普通のかわいい女の子ではどうも霞んでしまいます。
もう我一豚に行ってもあの子に会えないと思うと、悲しくて、ラーメンの味もわからなくなってしまいます。
どうにかしてもう一度会いたい。そして今度こそ、あの超絶おっぱいを思う存分、飽きるまで揉みたおしたいです。そして出来れば、妊娠させて、俺だけのものにしたいです。
クリスマスなんだから、サンタさんにあの女の子をプレゼントして欲しいものですが、それは見果てぬ夢なのでしょうか。

まあ、なんにしても、皆様よいクリスマスを。


とんこつ

2018年11月28日水曜日

辻商店 博多とんこつラーメン

そもそもこのブログは「とんこつくん」であり、俺はいわゆる白濁したとんこつラーメンを至上とするのであって、このブログでも主にとんこつラーメンについて語るつもりだったので、他のオタクブロガーみたいに「魚介のダシが」だの「鶏ガラとアサリのダシが」云々だのとかは別に書きたくはないのです。
かといって、白濁とんこつと言っても、俺は別に博多生まれではないので、久留米、博多、長浜等の九州とんこつラーメンのみにこだわらずに、横浜家系や和歌山井出系、ラーメン二郎(あくまで「ラーメン二郎」であって「二郎系」は含みません)、また昭和一陽軒など独自進化系も含め、白濁した、いわゆる白湯(パイタン)スープのとんこつ全般が好きなのです。ですから、できればこのブログはそういった白濁とんこつラーメンの記事ばかりを書き、それらを絶賛し、比較対象として白濁していない醤油ラーメンとか塩ラーメンとか、あるいは白濁はしているけれども豚骨ではない鶏ぱいたんとかをこき下ろすという印象操作スタイルで行きたかったのです。
ところが、です。俺を夢中にさせたあのとんこつラーメンひかりラーメン昭和は閉店してしまい、とんぱーれは南知多に行ってしまい破天荒は窃盗事件を起こしてしまい一番軒はもはや昔の面影など微塵もみられないほど最悪の味に劣化してしまいました。昔マルナカ食品センターにあったまるしば屋も俺は大好きだったんですがね、第2ビルにあった時は美味かったのですが本ビルに移ってからはどんどん劣化して、最終的にはあの忌まわしき如水が取りしきる「ラーメン大河」に場所を乗っ取られてしまいました。なんとも残念な話です。
残った一陽軒はまあ美味しいんだけど店の雰囲気が高級志向過ぎて俺の性には合わないし、しげ家も値段が高すぎる上に味のブレが激しすぎるので、なんだか頼りない。他の萬来亭とか英吉家とか爛々亭とかの、わりと昔から継続してやっている家系ラーメンの類も、どうも最近はいい噂を聞かない。無論近年にわかに増えてきた資本系家系もどきはもとよりout of 眼中です。

というわけで結局、可も無く不可も無い「鶴亀堂」に落ち着いてしまうんですよね。別にあれは俺そんなに旨いとは思わないんだけど、現状のとんこつ暗黒時代においては、まあ、それなりに食える、そこそこ貴重な存在なんです。しかし、それなりに食える豚骨ラーメンが鶴亀堂しかないだなんて、こりゃあとんこつラーメン不毛地帯というどころのさわぎじゃありません。はっきり言って、異常事態です。

まがりなりにもとんこつくんを名乗る俺としては、そんな、鶴亀堂しか行く店がないだなんて状況に甘んじているわけにはいきません。
一縷の希望をもって、まだ行ったことのない店を開拓せねばなりません。
そんなわけで、辻商店です。はっきり言って俺の生活守備範囲ではないんですがね。それでもまあ、運動がてら自分の足で行くのもたまには悪くないかと思って、行ってみました。
ただ、この店も結局、あの如水が取り仕切る店なので、いったいどんなもんなんだろう、と半信半疑ではあります。

まず店に入る前。写真はとらなかったんですけど、パチンコ屋さんの隣にあるんですね。別に敷地が一緒というわけではないんだろうけれど、それだけでまず印象は悪いです。パチンコなんて、あらゆる商売の中でも最も心がこもっていない商売ですからね。客からお金をどうふんだくるかしか考えていない。だから、そんな店の隣にあるラーメン屋なんて、どうせ心のこもった味のラーメンなんか出してくれないんだろう、っていう気持ちになってしまいます。理屈で考えたらそんなことは関係ないはずなんですがね。心情ってやつです。
そしてお店の中。



うーん、とんこつラーメンって、大量の豚骨を長時間強火でグラグラ煮立てて、水分が半分以上飛ぶまで煮立てるものでしょう。だから、絶対に寸胴は大きくなくちゃいけないし、仕込み用、営業用などと使い分けるから複数の寸胴がなくちゃいけない。それなのに、どうでしょう。この店内。見た限りでは麺茹で器の横にひとつだけぽつん、と、ちっちゃい寸胴があるだけではないですか。おいおい、こんなんで大丈夫なのか?店の奥の見えないところに仕込み用の厨房でもあるのならいいけど・・・



辻商店 博多とんこつラーメン ¥650

んー?なんだろうなあ。見た感じだと、とんこつのエキスが充分抽出されて白濁している、というよりは、脂分とゼラチン質が溶け出してぬめぬめした半透明色になっているという感じだ。
スープを飲んでみるとはたして全くその通りであって、ぬるっとした粘着質の食感と、こってりした豚の脂の味わいがまず口の中に広がる。しかし、その後にくる旨味は結構人工的な、こういうラーメンには定番の5'-リボヌクレオチド二ナトリウムの味わいが強い。
しかし、豚骨特有のあの、苦手な人は鼻を塞ぎたくなるほどイヤだろうけど俺のようなとんこつマニアにとってはたまらない、あのとんこつ臭だけはしっかりと漂うのだ。
なんだか不思議な感じだ。そう悪くはない。悪くはないんだけど、なんか不自然な感じなんだよなあ。
ちょっと近いなあと思ったのは、とんこつラーメンまつりと、麺や高橋かなあ。人工的な旨味が強いんだけれども、そのわりには自然なとんこつ由来の匂いも漂っている。

うーん。これも、あれかな、店で出した自然な豚骨由来の成分と、工業的に作った旨味成分をブレンドしている?もしかしたらどこからかスープ買ってるのかなあ。それと、自分の店で出したゼラチン成分と脂成分の多いスープをブレンドしているということなのだろうか。
おそらく最近こういうやりかたで、そこそこ食えるレベルの味に仕上げてくるというスタイルの店は増えているような気はする。最近にわか流行の資本系家系もどきとかはほとんどそのパターンだし、ぶっちゃけ名古屋駅の立川マシマシもほぼそれに近いスタイルのように感じる。(あの貧相なスープの味からして。)
勿論、そこは腐っても如水の監修なので、そういった凡百の資本系ラーメン屋に比べると、だいぶまともな味に感じるように仕上がってはいると思う。おそらくこの如水ってのは、大衆がどういうモノを好むのか、よく分析していて、少なくとも理論的にはそれを構築することが出来るんだろう。ある意味ではそれは、大衆ウケするスマホゲームを開発することにも似ている。ただし、そこに真心のこもった職人技というものはないけれど。

もちろん、以上に書いたのはあくまで俺の憶測である。この、自然なんだか人工的なんだかよくわからない味と、あの小さい寸胴、それに如水が監修しているという事実、そしてパチンコ屋の隣という立地、それらの情報を総合した上での、いわば仮定である。実は奥に仕込み部屋があって、そこできちんと長時間豚骨を煮込んでいるのかもしれない。しかし、そうだとしたらこんなゼラチン質ばかりの透明な色じゃなくてもっと白濁した重厚な味になるはずだし、そうならないんだから結局は作るのが下手ということになる。それに、店の外観上、そんなスペースがこの客席と厨房以外にありそうな気配もないのだ。やはりどこかで作ったスープを持ってきて、あのちっちゃな寸胴で温めている、ということに、どうしてもなってしまうでしょう。

あ、麺と具ですか。見たまんまです。まあ、麺は博多とんこつにオーソドックスな低加水細麺です。これ自体は普通に、悪くないですよ。
ゆで加減普通と、替え玉でバリカタにしましたが、どちらもそれぞれの違った味わいが楽しめます。
チャーシューもみたまんま、ちょっととろっとしてて薄切りで、これもまあまあです。
その他にとりたてて言うこともありません。

やはりとんこつラーメンですから、スープが命なのです。スープさえ良ければ、その他は普通でいいのです。(ひどくマズイ、ってんなら問題ですが)
しかしそのスープ、悪くはないんだけど、なんだか不自然なのです。
この不自然さは、例えば攪拌機を使って煮込み時間を短縮した鶴亀堂のやり方とはまた違った不自然さですが、まあたしかに不自然っていう意味でも、にもかかわらずそこそこ食えるっていう意味でも、だいたい同じレベルのような気はします。
ただ、せいぜい鶴亀と同レベル程度の店に、わざわざこんな遠くまで足を運ぶということは、まあもう無いでしょう。
ま、でもずっと気になってはいたお店なので、一度食えてよかったです。食って後悔、と言うほどには、ひどくはありませんでした。


今日の評価は、だから鶴亀堂と同じで : ★★  2、です。


うーん、この程度のとんこつでは、とんこつくんは満足しません。
一口食べれば、身体の隅々、心の奥底までしびれるような、おいしいとんこつが食べたくてたまらないのです。
とんこつくんは、おいしいとんこつ欠乏症に罹っています。
だれか、おいしいとんこつラーメンを俺に食べさせてください。
とんこつくんからの切実な願いです。
美味しいとんこつスープのお店の情報を教えてくれる人、または、「すごい豚骨スープが出来たから、ぜひ食べに来て!」というとんこつラーメン店主様、いらっしゃいましたら、どうかよろしくお願いします。

博多とんこつラーメン 辻商店
愛知県小牧市外堀3-12
11:30~14:30(L.O.14:30)
18:00~24:00(L.O.23:45)
定休日:火曜日