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2018年11月28日水曜日

辻商店 博多とんこつラーメン

そもそもこのブログは「とんこつくん」であり、俺はいわゆる白濁したとんこつラーメンを至上とするのであって、このブログでも主にとんこつラーメンについて語るつもりだったので、他のオタクブロガーみたいに「魚介のダシが」だの「鶏ガラとアサリのダシが」云々だのとかは別に書きたくはないのです。
かといって、白濁とんこつと言っても、俺は別に博多生まれではないので、久留米、博多、長浜等の九州とんこつラーメンのみにこだわらずに、横浜家系や和歌山井出系、ラーメン二郎(あくまで「ラーメン二郎」であって「二郎系」は含みません)、また昭和一陽軒など独自進化系も含め、白濁した、いわゆる白湯(パイタン)スープのとんこつ全般が好きなのです。ですから、できればこのブログはそういった白濁とんこつラーメンの記事ばかりを書き、それらを絶賛し、比較対象として白濁していない醤油ラーメンとか塩ラーメンとか、あるいは白濁はしているけれども豚骨ではない鶏ぱいたんとかをこき下ろすという印象操作スタイルで行きたかったのです。
ところが、です。俺を夢中にさせたあのとんこつラーメンひかりラーメン昭和は閉店してしまい、とんぱーれは南知多に行ってしまい破天荒は窃盗事件を起こしてしまい一番軒はもはや昔の面影など微塵もみられないほど最悪の味に劣化してしまいました。昔マルナカ食品センターにあったまるしば屋も俺は大好きだったんですがね、第2ビルにあった時は美味かったのですが本ビルに移ってからはどんどん劣化して、最終的にはあの忌まわしき如水が取りしきる「ラーメン大河」に場所を乗っ取られてしまいました。なんとも残念な話です。
残った一陽軒はまあ美味しいんだけど店の雰囲気が高級志向過ぎて俺の性には合わないし、しげ家も値段が高すぎる上に味のブレが激しすぎるので、なんだか頼りない。他の萬来亭とか英吉家とか爛々亭とかの、わりと昔から継続してやっている家系ラーメンの類も、どうも最近はいい噂を聞かない。無論近年にわかに増えてきた資本系家系もどきはもとよりout of 眼中です。

というわけで結局、可も無く不可も無い「鶴亀堂」に落ち着いてしまうんですよね。別にあれは俺そんなに旨いとは思わないんだけど、現状のとんこつ暗黒時代においては、まあ、それなりに食える、そこそこ貴重な存在なんです。しかし、それなりに食える豚骨ラーメンが鶴亀堂しかないだなんて、こりゃあとんこつラーメン不毛地帯というどころのさわぎじゃありません。はっきり言って、異常事態です。

まがりなりにもとんこつくんを名乗る俺としては、そんな、鶴亀堂しか行く店がないだなんて状況に甘んじているわけにはいきません。
一縷の希望をもって、まだ行ったことのない店を開拓せねばなりません。
そんなわけで、辻商店です。はっきり言って俺の生活守備範囲ではないんですがね。それでもまあ、運動がてら自分の足で行くのもたまには悪くないかと思って、行ってみました。
ただ、この店も結局、あの如水が取り仕切る店なので、いったいどんなもんなんだろう、と半信半疑ではあります。

まず店に入る前。写真はとらなかったんですけど、パチンコ屋さんの隣にあるんですね。別に敷地が一緒というわけではないんだろうけれど、それだけでまず印象は悪いです。パチンコなんて、あらゆる商売の中でも最も心がこもっていない商売ですからね。客からお金をどうふんだくるかしか考えていない。だから、そんな店の隣にあるラーメン屋なんて、どうせ心のこもった味のラーメンなんか出してくれないんだろう、っていう気持ちになってしまいます。理屈で考えたらそんなことは関係ないはずなんですがね。心情ってやつです。
そしてお店の中。



うーん、とんこつラーメンって、大量の豚骨を長時間強火でグラグラ煮立てて、水分が半分以上飛ぶまで煮立てるものでしょう。だから、絶対に寸胴は大きくなくちゃいけないし、仕込み用、営業用などと使い分けるから複数の寸胴がなくちゃいけない。それなのに、どうでしょう。この店内。見た限りでは麺茹で器の横にひとつだけぽつん、と、ちっちゃい寸胴があるだけではないですか。おいおい、こんなんで大丈夫なのか?店の奥の見えないところに仕込み用の厨房でもあるのならいいけど・・・



辻商店 博多とんこつラーメン ¥650

んー?なんだろうなあ。見た感じだと、とんこつのエキスが充分抽出されて白濁している、というよりは、脂分とゼラチン質が溶け出してぬめぬめした半透明色になっているという感じだ。
スープを飲んでみるとはたして全くその通りであって、ぬるっとした粘着質の食感と、こってりした豚の脂の味わいがまず口の中に広がる。しかし、その後にくる旨味は結構人工的な、こういうラーメンには定番の5'-リボヌクレオチド二ナトリウムの味わいが強い。
しかし、豚骨特有のあの、苦手な人は鼻を塞ぎたくなるほどイヤだろうけど俺のようなとんこつマニアにとってはたまらない、あのとんこつ臭だけはしっかりと漂うのだ。
なんだか不思議な感じだ。そう悪くはない。悪くはないんだけど、なんか不自然な感じなんだよなあ。
ちょっと近いなあと思ったのは、とんこつラーメンまつりと、麺や高橋かなあ。人工的な旨味が強いんだけれども、そのわりには自然なとんこつ由来の匂いも漂っている。

うーん。これも、あれかな、店で出した自然な豚骨由来の成分と、工業的に作った旨味成分をブレンドしている?もしかしたらどこからかスープ買ってるのかなあ。それと、自分の店で出したゼラチン成分と脂成分の多いスープをブレンドしているということなのだろうか。
おそらく最近こういうやりかたで、そこそこ食えるレベルの味に仕上げてくるというスタイルの店は増えているような気はする。最近にわか流行の資本系家系もどきとかはほとんどそのパターンだし、ぶっちゃけ名古屋駅の立川マシマシもほぼそれに近いスタイルのように感じる。(あの貧相なスープの味からして。)
勿論、そこは腐っても如水の監修なので、そういった凡百の資本系ラーメン屋に比べると、だいぶまともな味に感じるように仕上がってはいると思う。おそらくこの如水ってのは、大衆がどういうモノを好むのか、よく分析していて、少なくとも理論的にはそれを構築することが出来るんだろう。ある意味ではそれは、大衆ウケするスマホゲームを開発することにも似ている。ただし、そこに真心のこもった職人技というものはないけれど。

もちろん、以上に書いたのはあくまで俺の憶測である。この、自然なんだか人工的なんだかよくわからない味と、あの小さい寸胴、それに如水が監修しているという事実、そしてパチンコ屋の隣という立地、それらの情報を総合した上での、いわば仮定である。実は奥に仕込み部屋があって、そこできちんと長時間豚骨を煮込んでいるのかもしれない。しかし、そうだとしたらこんなゼラチン質ばかりの透明な色じゃなくてもっと白濁した重厚な味になるはずだし、そうならないんだから結局は作るのが下手ということになる。それに、店の外観上、そんなスペースがこの客席と厨房以外にありそうな気配もないのだ。やはりどこかで作ったスープを持ってきて、あのちっちゃな寸胴で温めている、ということに、どうしてもなってしまうでしょう。

あ、麺と具ですか。見たまんまです。まあ、麺は博多とんこつにオーソドックスな低加水細麺です。これ自体は普通に、悪くないですよ。
ゆで加減普通と、替え玉でバリカタにしましたが、どちらもそれぞれの違った味わいが楽しめます。
チャーシューもみたまんま、ちょっととろっとしてて薄切りで、これもまあまあです。
その他にとりたてて言うこともありません。

やはりとんこつラーメンですから、スープが命なのです。スープさえ良ければ、その他は普通でいいのです。(ひどくマズイ、ってんなら問題ですが)
しかしそのスープ、悪くはないんだけど、なんだか不自然なのです。
この不自然さは、例えば攪拌機を使って煮込み時間を短縮した鶴亀堂のやり方とはまた違った不自然さですが、まあたしかに不自然っていう意味でも、にもかかわらずそこそこ食えるっていう意味でも、だいたい同じレベルのような気はします。
ただ、せいぜい鶴亀と同レベル程度の店に、わざわざこんな遠くまで足を運ぶということは、まあもう無いでしょう。
ま、でもずっと気になってはいたお店なので、一度食えてよかったです。食って後悔、と言うほどには、ひどくはありませんでした。


今日の評価は、だから鶴亀堂と同じで : ★★  2、です。


うーん、この程度のとんこつでは、とんこつくんは満足しません。
一口食べれば、身体の隅々、心の奥底までしびれるような、おいしいとんこつが食べたくてたまらないのです。
とんこつくんは、おいしいとんこつ欠乏症に罹っています。
だれか、おいしいとんこつラーメンを俺に食べさせてください。
とんこつくんからの切実な願いです。
美味しいとんこつスープのお店の情報を教えてくれる人、または、「すごい豚骨スープが出来たから、ぜひ食べに来て!」というとんこつラーメン店主様、いらっしゃいましたら、どうかよろしくお願いします。

博多とんこつラーメン 辻商店
愛知県小牧市外堀3-12
11:30~14:30(L.O.14:30)
18:00~24:00(L.O.23:45)
定休日:火曜日

2018年10月26日金曜日

立川マシマシ 9号店

まあ、今更この店?って感が満載ですが、しかし一度くらいは触れずにはいられない店ではあるでしょう。世間では、ラーメンブログというものは、新店を追い続けることがまるで義務であるかのようにまことしやかに言われていますが、もちろんそんなことはありません。それに、俺のこのとんこつくんブログは、ラーメンブログではなくてただの日記サイトのつもりですので、徒然なるままに日暮し書き連ねればいいのであって、別にイヤイヤながら行列に並んでまで新店のレポートなどしなくてもかまわないのです。
ですので、今回も、並ばずに気軽に食べられるようになったこの店を取り上げることにしたいと思います。
ほんと、住吉店も出来て、あのクソみたいな行列が嘘のように消えてしまいましたが、やはりいくら愚鈍で主体性の無い名古屋民とあろうとも、こんなチンケな店の化けの皮は剥がれたようで、今やこんな店に来る客といったら、やはり頭の中がスカスカで物事を全く考えないDQNカップルか、世の中に嫌気がさしたクソビジネスマンしか居ません。あるいは、そんな奴等や、そんな奴等が食べにくる店は果たしてどんなものだろうかと、斜め上から目線の好奇心を抑えられないオタッキーな人間観察者くらいでしょうか。俺はといえば勿論、一番後者であります。

個人的には、立川というと、東京の地名ではなくて、昔アルバイトしていた某○っ○○っ○弁当で、俺より数週間後に入ってきた後輩の女子大生の立川さんを思い出します。まだ俺自身慣れない職場で、鶏の手羽先に粉をつける作業をしている途中、手羽先の関節の部分が赤くなっているのを見て「なんだか膝小僧を怪我しているみたいで、かわいそうですね」と言ったのを聞いて、辛い職場が一気にほんわかした雰囲気に包まれたのを今でも鮮明に覚えています。それ以来、バイトをやめるまで、いや、実のところ今でも、俺はそんな発言をした立川さんのことが大好きになりました。ああ、やっぱりかわいい女の子というのは、ア・プリオリに善である存在なのだと、実感した次第であります。尤も、彼氏との同棲が解消したとか云々で俺より先に辞めていってしまったのは残念でなりませんが。いや、その時こそアプローチすればよかったのかな、今思うと調度いいタイミングを逃したのかもしれません。せっかくのチャンスをものに出来ないだなんて、俺もダメなやつですよね。罵ってやってください。

まあそんな極個人的な思い出なんてたとえ日記ブログだとしてもどうでもいいことです。
店名、立川「マシマシ」というくらいだから、野菜や脂をたくさん増し増しにできるお店なはずです。
実際、ネットではこんな画像も出ているわけですが、このお店、最初はこうだったはずなのです。↓

野菜は普通500g マシ 1.5kg マシマシ 3kg


それが、いつの頃からか、こんな風になってしまい↓

野菜少なめ 250g 普通 500g マシ 1kg マシマシ3kg

さらには、こうなってしまい、↓

野菜少なめ 200g 普通 400g マシ 600g マシマシ1.5kg

現在に至るというわけです。
元々追加料金無しでマシマシなら3kgまで増やせたものが、1.5kgまでしか増やせないようになってしまったのです。
なんともケチ臭い話です。
もしかして、行列が減ったのは、このけち臭さが原因じゃないでしょうか。
というのも、この立川マシマシというお店は、二郎インスパイアを一見謳っているようではありますが、それ以上に、本家二郎には見られないほどのこの破壊的なビジュアルの盛りなのです
(↑リンクをクリックで、東京の立川マシマシの画像が見れます)

このビジュアルを目の当たりにする快感、つまり、食事というよりもアミューズメント的な形相の強いラーメンであったはずなのです。
それが今や、一番多くマシても1.5kgとか、普通に食べきれちゃうサイズじゃないですか。
現実に食べ切れないような量を現実に盛ってしまうというこのエンターティメント性が、この店のウリだったと思うのですがね。
確かに現実的には食べきれやすい量設定にはなったと思いますがね。こんなの、ネタとしてはつまりません。
これで味がよければ、別にネタに走る必要もないんですがね。
肝心の味が・・・




中ラーメン(300g) 野菜マシ ¥750

うーん。野菜マシだと600gなので、特にたいした盛りでもありませんね。マシマシで1.5kgにしても良かったのですが、体調がそれほどすぐれなかったので様子見にしました。1kgくらいだと調度いいんですけどね。

このラーメンをどうやって食べるか。一般的にはまず天地返しをしたり、野菜に穴をあけたり、下から麺を引きずり出したりして、とにかく麺から食べるのでしょうが、俺はまずこの、煮込まれて味のついた背脂をおかずに、上に盛られたもやしだけを食べます。
この背脂、結構醤油味が濃くて、化学調味料も利いていて、淡白な味のもやしとよく合うんですよね。まるで、ご飯とふりかけのような関係で、このたくさんあるもやしもするすると食べられてしまいます。
時々横にある肉をかじるとさらにゴージャスな味になります。前に食べた時はこのお肉、シーチキンみたいな柔らかさとぱさぱさ感だったのですが、今回のお肉は結構歯ごたえがあって、いかにも肉って感じです。これはこれで中々美味しい。

正直、もやしと背脂と、お肉。これだけなら、大変結構なお味なんですよね。
しかし、このラーメンで「美味い!」と思える瞬間は、残念ながらここまでです。

なんせ、この下にあるスープが、マズすぎるんです。
あの、「とりたててどうこう言うようなものでもない、平凡な味」とかいったような、生易しいものではありません。積極的に、「不味い」と言わざるを得ないひどさです。
まるで、ただのお湯に、大量の塩分と、大量の化学調味料をぶち込んだだけのような味。豚骨的な旨味など、まったくありません。
普通、こういうガッツリ系のラーメンなら、汁もそれなりにパワフルになるように、白濁するまで豚骨を煮込むものなんですがねえ。本物の「ラーメン二郎」なら絶対にそうなっているはずです。
しかし、この「立川マシマシ」の汁は、ぱっと見てわかるように、油分こそ浮いてはいるものの、全く白濁しておりません。したがって、俺の大好きな白濁乳化豚骨スープの旨味を味わうことはできません。
かといって、あっさり系スープの、濁りを抑えた上品な旨味というのもありません。では、お湯割り系スープのような淡白さがあるかといえば、大量の塩分と化学調味料のせいでそういうのはぶち壊しであります。
まるで、いいとこなし、です。
実際にどうやって作っているかはわかりません。もしかしたら、一応お店で豚骨を割って煮込んでいるのかもしれません。けども、そういう旨味は全く感じられなく、あるのは大量に工場で合成された濃縮スープをお店でただ水で薄めているだけといった趣の味です。
まさに、カップ麺やインスタント麺についてくる小袋スープをお湯に溶かしただけの味、と言えると思います。いや、インスタント麺といっても、出前一丁とかサッポロ一番とかのような美味いやつではなく、マイナーな100円ショップに売ってるような、中国製の、それも一番粗悪なインスタント麺の汁の味です。実際に、家でインスタント麺をゆでるときにモヤシと刻みニンニクを入れてみてください。ほぼ同じ味がするはずと思います。そこに背脂を入れたらまさに完全にこの店の味を再現できるのではと思います。
まあ、ただ、家庭ではなかなか背脂を購入することが難しい。あれは業務用しかなくて、一度にたくさん買わないといけないから、家庭で買っても使い切れないんですよね。だから、背脂のおかげで、かろうじて店っぽい味になっているということなのでしょう。

実は野菜マシマシ1.5kgにしなかったのには、ワケがあるんですよね。初めて食べたとき、まだ野菜マシで1.5kgだったのですが、その時はこの汁がこんなに不味いなんてことは知る由もなかったので、セオリーにしたがってもやしを汁に浸してしまったんですよね。それが最悪の始まりで、旨味もへったくれもない、ただしょっぱくて化学的なだけの、塩化ナトリウムとグルタミン酸ナトリウムのナトリウム二重苦に侵されたもやしの味にすぐ飽きてしまって、最後まで食べきることが出来なかったのです。量的には1.5kgくらいなら大丈夫なんですがね。味がダメだった。
なので、それがトラウマになっているので、上記のような食べ方を心得た今となっても、どうも躊躇してしまうのです。

そんなわけだから、せっかく300gある麺も、この嫌味なスープの味をまとってしまっているので、美味しく食べることができません。まあ、モヤシ1.5kgよりはまだ麺300gのほうが食えなくはないですが、それにしても、ラーメンがラー麺たるゆえんである麺をこんなに楽しくなく食べなくてはいけないなんて、750円も払ってわざわざ拷問を受けているような気がしてしまいます。
人によっては、「麺がまずい」という人も居ますけど、俺は麺自体が、まあ最高とは言わなくても、まずいというほどでもないと思います。たしかに見た目は二郎っぽく、若干横幅のある切り方になっています。食感はそれほど弾力がなく、まあ二郎に比べたら伸び気味ではあるけれど、それでもこの麺自体だけならそう酷いものでもないはずです。
麺はまあまあ、だけども汁がマズイ、というと、丸亀製麺とかはなまるうどんを思い起こします。
尤も、丸亀製麺は290円、はなまるうどんに至ってはかけうどん130円と安価なので、まあ汁が不味くても許すべきかなあとは思いますが、この立川マシマシの中ラーメンは750円もするわけだから、どうしてもああいう安価なうどんチェーンと同列に許すわけにはいきません。それに、はなまるうどんは注文に結構融通が利いて、かけうどんのかけ汁なし、という注文も、同じ値段でやってくれるのです。そうしてテーブルにある醤油をかけて食べれば醤油うどんとして楽しめるので、130円のかけうどんでも充分美味しく楽しめるのです。ところが、この立川マシマシだと、ただでさえ750円と値が張るのに、汁なしというメニューにするとさらに値段が高くなってしまうのです。汁ありと汁なしで値段が変わらないというのならともかく、汁なしにすると値段がかえって高くなるというのは、一体どうしたことでしょう。値付けに矛盾があると言わざるを得ません。そこまでして別に汁なしなんか食べなくてもいいかなと思ってしまいます。
そしてその上、いくら上記のような食べ方をしても、やはりもやしの下の一部分がスープを吸ってしまうのはどうしても避けられません。
折角最初に美味しい思いをしたのに、最後にまずい汁を吸った麺ともやしを食べなくてはいけないので、食後感はどうしてもげんなりした気分になってしまいます。

ラーメンはスープが命。麺と具はサイドメニュー、だと思っているとしては、スープがこんなにマズイラーメンというのは、いくら具が充実していても、とうてい許すことが出来ません。
こういう、二郎インスパイアと俗に呼ばれる、二郎とは似て非なる、いわば二郎もどきのラーメンはもはや新たなマタオマ系と言えるほど世にうんざりと溢れていますが、それらのほぼ全てが見落としていることが、「ラーメン二郎は量が多いだけでなく、スープも美味い」という事実だと思います。
勿論如水とかが好きな人が言う美味さとは別の質のものですが、一度でも本物のラーメン二郎を食べたことがある人なら、その量に驚くのみでなく、スープの美味さにも驚いたに違いありません。なのに、二郎の真似をする凡百の二郎もどき店は、ラーメン二郎の、「麺ともやしが多い」という一側面だけをクローズアップして、もう一つの「スープが濃厚で乳化していて旨い」という側面をスポイルしてしまっているのです。これはなぜでしょうか。
勿論、無能な経営者なら、ただ単に二郎を表面的に真似て、スープの美味さという点に気が付いていないだけなのかもしれません。しかし、こういう立川マシマシみたいな店はどうもそうではないような気がしてしまいます。つまり、濃厚なスープを取るとコストがかかるから、そこはわざとあえてスポイルしている、という事です。ラーメン二郎の、最もコストがかかるがとても大切である側面をスポイルしておきながら、いっぱしにラーメン二郎と同等の値段をとるわけだから、これは卑劣な金儲け主義と言わざるを得ません。
いくら愚鈍な名古屋民とあろうとも、この卑劣さにはやはり気づいたようで、まさに化けの皮が剥がれた、ということでしょう。もうこの店も住吉店も、長くは無いんじゃないでしょうかね。


と、長々愚痴愚痴とケナしたわけでありますが、それにもかかわらず、俺はたぶんこの店、また行ってしまうんだと思います。
やはりこのもやしの盛りと、味の付いた背脂の美味さはなかなか格別で、本家二郎はともかくとも、名古屋の凡百の二郎もどきでは中々楽しめない特徴だと思います。
まあもちろん、自分で背脂買ってきて煮込んで、それで蒸したもやしにかけて食べれば普通に美味しいんでしょうけどね。そこまでするのも面倒だし、やっぱり背脂を大量に買ってしまうと、食べきれないし、それ以上に家庭で日常的に背脂を食べてしまうとみるみるうちに太ってしまうのが目に見えています。やはりこういう身体に悪い食べ物は、名古屋駅に用事があるときに、たまに食べるくらいで調度いいのです。
ですが、なるべくこのクソマズイスープに浸った麺ともやしを食べないように工夫する必要があります。
勿論、普通にラーメンを注文してもやしと肉だけ食べて、麺とスープを残すっていう手もありますが、さすがに俺でもそこまで無神経な残し方は出来ません。
やはりミニラーメン150gを注文して、野菜はマシマシにして、背脂もマシマシにして、出来るだけ汁に浸っていないもやしと背脂をたくさん食べて、麺は出来るだけ少量にするというのが賢い注文のしかたでしょうかね。あるいは、いっそのこと、「麺が豆腐」ボタン¥0を押して、豆腐を土台にしてしまうとか。しかし豆腐でもやはり麺ほどでないにしろ、マズイ汁を吸ってしまうんではないでしょうかね。一体どの注文の仕方がいいんだろうか。
人によっては、「マシライスのライスを麺に変更」を推す人もいますけど、あれはもやしがないからいまいち好きではないんですよね。まあ、旨いのかもしれないですけど。そのうち機会があればチャレンジしてみましょうか。


というわけで、こういうのは評価に困るのであります。
俺としてはスープがまずいラーメンなど言語道断なので無印にしたいところでありますが、どうもそうやってばっさり切り捨てるには勿体無い要素も多分にあるのですよね。
だからこの場合は、間を取って、

今日の評価は: ★★ 2

くらいにしとくのが妥当なところなんじゃないでしょうか。


俺は東京で立川マシマシを食べたことがないので、本物はもっと旨いのかもしれません。
どんな店でも名古屋に来ると不味くなる、というのは定説ですが、それはなぜかというと、名古屋に来るということはつまりチェーン展開に手をかけるということなので、個人店だけではできず、資本系と手を組まざるを得ないわけです。すると、店主しか作れない味では困るわけで、ある程度誰でも同じ味を作れるようにしなくてはならず、そのために作業手順を単純化するわけであって、そうしたらどうしたって不味くなるに決まっているのです。
したがって、名古屋に来た頃には、別に名古屋店だけがマズイわけではなく、もはや東京の大本のほうもマズくなってしまっているに違いないのです。
そういうわけで、「本店に行ってもたいしたこと無かった」とか言う名古屋人旅行者は、本当のところの味をわかっていない可能性があるのです。本当の味を楽しむには、もはや名古屋に店が来る前に、本店なり東京都内の直営店なりに出かけなければならないのです。
そう考えると、次に駅麺通りに来る「ラーメン海鳴」ってのも、そう期待は出来ないということになるのではないでしょうか。
まあ食べてみないと実際のところはわかりませんけど。


立川マシマシ 9号店
愛知県名古屋市西区名駅1-1-16
11:00~15:00(L.O.14:30)
16:00~25:00(L.O.24:30)
無休

2018年10月14日日曜日

カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 きかんぼう

元々俺は辛い食べ物は好きなほうですが、いわゆる唐辛子のカプサイシン的辛さが好きなわけであって、昨今にわか流行りの花椒的なシビレ味が別にそれほど好きなわけではなく、したがって、カラシビらーめんを謳ったこのお店にも、わざわざ並んでまで食べたいと思うほどではありません。ですので、このバカみたいな行列が落ち着いた頃合を見計らって食べようと思っていたのですが、一向に行列がなくなる気配は無く、気が付いたらもう終了まで1ヶ月を切っていたので、まあ、名古屋駅で時間があったついでにでも食べておこうかなと思いました。

こういうのって、勿論東京の本店の店員が来るわけではなく、どうせ一風堂から頼まれた下請けのアウトソーシング業者が集めた臨時店員が作業をしているので、どうしても本店よりは作業を単純化せねばならず、したがって味もそれなりに本店よりは落ちるはずなのですね。なのにこんなに行列が絶えないというのは。やはり味ではなく有名店の話題性だけでラーメンを食べる客がかなり多いということですね。それに1年間限定ともなると、やってるうちに食べなくちゃと、より一層お客が集まるようになります。
俺が行ったときも、まあ、開店当初ほどではないにせよ、5~6人は余裕で並んでいました。普段ならこれだけ並んでたら避けるのですが、どうせ時間を潰さないといけなかったので、食べることにしました。そうしたら、ものの数分で、俺の後ろにもどんどんお客が来る。こういうのに騙される愚民どもって本当に多いんですね。というか俺もその仲間なのか?


「カラシビストへの道」と書かれていますが、唐辛子の「カラ」さと、花椒の「シビ」れ度合いを個別に、抜き~鬼増しの5段階にそれぞれ選べるようです。このお店はカラシビラーメンというくらいなのでこのスパイスをメインに楽しむお店だろうから、どちらも鬼増しにするのが良さそうなのですが、それをやってしまうと鬼増しx2で200円も余分に料金を取られてしまうので、どちらもその寸前の、無料で楽しめる「増し」にしました。



鬼金棒 カラシビ味噌らー麺 増し/増し ¥800


まあここの騂麺通りっつーのは、食べ物屋さんというよりもどっちかというとラーメンまつりみたいな、いわゆるイベント的なアミューズメントパークに近いものだから、価格もイベント価格だと思ったほうがいいとは思うんですけどね。それでもやっぱりラーメンで800円とは高いと思ってしまいます。
元来ラーメンってのは、寂れた屋台やガード下とかの店で、一杯400円くらいでささやかな幸せを味わえる、そういう庶民的なものであるべきなはずなんですけどね。これも時代の流れなのでしょうか。どこでどう間違ってしまったんでしょうかね。嗚呼悲しき哉ラーメン界今様。

一口食べてまず思ったのは、「酸っぱい」。いや、辛さよりもまず酸味が来ますね。これは何なんだろう。
酢を使ってるわけじゃないだろうなあ。ああいう後まで残る酸っぱさじゃなくて、すぐに抜けていく酸っぱさだ。
これはなんなんだろう。もしかして、スパイスの中に、レモングラスかなんかでも使われているのかなあ。たんに花椒と唐辛子だけではないんだろうなあ。
それとも、味噌ラーメンだから、味噌由来の発酵した酸っぱさなのかなあ。あるいは、唐辛子の中のハバネロに由来する酸味なのだろうか。
ここらへんはよくわかりません。ただ、最初に酸っぱさが舌についたのは確かです。

その後に来たのは、苦味。これはたぶん、花椒の、しびれが来る前の、素材由来の味でしょう。そもそも辛味ってのは味覚でなく痛覚ですから、その痛覚をもたらす物質が別の味覚をもたらす事は大いにあるわけです。それほど、このラーメンには花椒が多く使われているということでしょうね。
しかし、唐辛子系の、いわゆるカプサイシンの辛味は、あまり強くありません。勿論辛いんだけど、増しにしたわりには大した辛さじゃない。例えば蒙古タンメンの北極ラーメンとか、名古屋だと四川閣の7辛といったような、いわゆる激辛料理を想像していると、肩透かしを食らいます。
中国料理で言う、いわゆる麻辣味、マーラーウェイってのは、花椒によるシビれの「麻」味と、カプサイシンの辛さの「辣味」を組み合わせることによって、それぞれ単独で味わうよりもより一層辛味を感じることができる、相乗効果を狙ったものなわけです。ところが、この鬼金棒のカラシビラーメン、カラ味もシビ味もどちらも増し/増しにしたはずなのに、なぜだか圧倒的に「シビ」のほうばかりが強調されて、「カラ」のほうが弱い。結果的に、なんだかアンバランスでしっくりこない辛味になってしまっているわけです。そりゃ昨今は「シビ」系の麻味が流行ってるから、そっちを強調したい気持ちはわかりますが、中国料理的な麻辣味のバランスからは程遠くなってしまっています。まあ、ラーメンなんて別に正統な中国料理なわけじゃないし、そこんとこに別にこだわる必要もありませんけどね、でも美味しいかどうかで言ったら、正直微妙です。

まあ、そんなわけで、食べて最初に舌につくのは、酸味、苦味、そして麻と辣の辛味、といった風に、いわゆるスパイス関係の味が支配的なのですが、一応これは味噌ラーメンなので、スープはダシがとられていて、それでいて味噌ダレも濃厚な味わいでなければいけないはずなのですが、どうもそこんところが伝わってこない。ぱっと見背脂が浮いているので、コクのある濃厚味噌豚骨スープを期待するのですが、期待とはうらはらに、ダシも大して出ていないし、味噌ダレの濃厚な旨味もない。元々背脂というのは、それ自体にダシの旨味があるわけじゃなくて、濃厚な豚骨ダシとタレ味と合わさってより一層コクを引き出す役割を担うものです。しかし、このラーメン、ダシとタレが薄っぺらいので、折角の背脂が生かしきれていません。実にもったいないと思います。
ここら辺が、蒙古タンメンの北極ラーメンとは似て非なるところです。北極ラーメンの場合は、辛味も相当ながら、味噌ラーメン特有の濃厚なタレの旨味があるので、辛味と旨味が相まって、辛いのに旨くてどんどん次を食べたくなるという、いわば中毒性を引き出しているのですが、この鬼金棒の場合、やたらとスパイスばかり、それもシビレのほうばかりが目だって(それと酸味と苦味ですね)、全然味噌ラーメン特有の濃厚な旨味がやってこないので、ひたすら刺激的なだけで、全然旨いと思いません。なので、中毒性もなく、次を食べたいと思わないので、なかなか箸が進みません。
どうもそこらへんが、「とっちらかった味」のように感じてしまいます。

麺がやや特徴的で、手打ち風の、不ぞろいな太さの麺ですね。それであまり加水率は高くなく、ややぼそぼそ寄りの、小麦っぽい感じの食感です。ホームページには、3種類の太さを混ぜたと書いてあります。 これがもし味噌の濃厚なスープなら良く合うと思うんですが、なんかやたらとスパイシーで刺激的なだけなので、いまいち合うとも言えません。これも折角特徴的なのにもったいないですね。
この中で唯一、「旨味」を感じるのは、角切りのチャーシューですね。これは結構旨いと思います。タレの味もよくしみこんでいて、とろとろに煮込まれていて、ダシを感じないこの薄っぺらなラーメンの中で唯一、救いとなっています。この肉がなかったら、下手したら食べきれなかったかもしれません。
いわゆる鬼の金棒をイメージしたと思われるヤングコーンは別段なにもありません。これは単なるビジュアルのための小道具に過ぎませんね。

うーん。全体的にスパイスをメインに食わせるためのバランスになっていて、まあ風変わりな味ではあるけれども、ただそれだけ、っていう印象ですね。
上にも書きましたが、辛い食べ物に期待するものって、「辛いけど旨い、やめられない」という、いわば中毒性なんですよね。でもこのラーメン、それが皆無なんですよね。辛い、そして別に美味くない、っていう。
元々とんこつ至上主義の俺の好みとしては、ラーメンはスープこそが命。スープがメインディッシュで、麺と具はサイドメニューだと思うんですよね。そしてその他の香辛料などは、あっても無くてもいい、まさに風味付け。
だからスープの旨味が伝わってこないラーメンは、いくらスパイスが凝っていても、ラーメンとしてはダメということになります。まさにこの鬼金棒のラーメンはそれであります。
なんというか、味わいを楽しみ、空腹を満足するための「食事」というよりも、一種のエンターティメント、アミューズメントのようなものですね。舌を使ったアトラクションっていうか。
まあ、そういうラーメンがたまにあっても良いとは思いますが、やっぱりラーメンの本義からは外れていると思うし、そんなもんにせっせと行列を作り金を落とす名古屋の愚民どもは、やはりあまり賢いとは言えないし、食に関しての感性も乏しいんだろうなあと思わずにはいられませんでした。

いや、もしかしたら、東京の本店のほうはまた違っているのかも知れません。もしかしたら、辛味と旨味が相まって、中毒性のある味に仕上がっているのかもしれませんね。そうだとしたらやはり、この名古屋騂麺通り店は、表面上は確かに鬼金棒のように見えるけども、中身は似て非なるものだ、と言えると思います。まあ、東京のほうを食べて無いからなんとも言えませんが、少なくとも俺にとっては鬼金棒という店のイメージダウンになってしまいましたね。


今日の評価は:★ 1、ですね。


しかしこの駅麺通り、2年くらい前にリニューアルして、やたらと人が混むようになりましたね。それ以前は、不味くはないけれどパッとしない、一通り全国のご当地をとりあえず揃えました的な、全く面白くも無いラーメン集合体だったのですが、一年限定でローテーションで東京その他の有名店を持ってくるという手法は、味ではなく話題性だけで群がる名古屋の愚民どもを騙すにはまさにうってつけの商法ですね。
こういう、有名店だからといってむやみにありがたがる、主体性のない愚民というのは、とりあえず話題になったら殺到するのですが、また他の新しい店が話題になるととたんにそっちに群がって、先に出来たお店にはすぐに飽きて、閑古鳥が鳴いてしまうのですね。だから名古屋ではお店が長続きしないんですよ。せっかくなりたけとか出来て、好きだったのに、本当に残念です。
だから、あえて1年で終了するという手法は、主体性がなく飽きっぽい名古屋人から効率的にお金を集めるにはまさに格好のやり方だと思うんですね。それで行列していたら、しかたないから他の店で食べよう、となる。そうすると、不味くはないけどパッとしない他の店までお客が殺到することになる。本当にうまい手口を考えたものです。
さすが、あの大して美味しくない凡庸なラーメンを全国区に流行らせた一風堂河原のアイディアですね。うまく名古屋民の愚かさに合わせてこういう手法を持ってきたもんです。
ここが終わって、今度11月から来る店は、なんだっけ、進化系博多とんこつラーメンだっけ。「進化系」っていうのが余計ですが、俺の好きなとんこつラーメンのジャンルが来るのは喜ばしいですね。まあ、淡い期待くらいは持っときましょうか。



カラシビ味噌らー麺 鬼金棒  名古屋騂麺通り店
名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅 名古屋うまいもん通り

11:00-22:00
L.O. 21:30
無休
今月末まで





2018年10月13日土曜日

塩らぁーめん専門店 一 - KAZU -

このところ立て続けに清洲駅に用事があり、したがってこのお店の前も何度か通ったのですが、営業時間内なのに、いつも薄暗い電気がついているだけで、さっぱり営業していませんでした。いつも営業時間内に売り切れてしまうのかな、とも思ったのですが、この間通ったら電気が煌々と明るく付いていまして、お客さんも入っていたので、これは入らなくちゃ、と思い、食べてみました。

塩ラーメン専門店ということで、豚骨至上主義の俺なら普段は入らないのですが、どうもこういう機会があるとふらっと入ってしまうものなんですね。男ってのは、希少価値とかの何らかの付加価値に弱いんですよ。
塩ラーメンっていうと、いかにも上品そうな雰囲気を醸しだしているけれど実際にはさっぱり美味しくない薄っぺらな店、例えば伏見のHAMASAKUのような店か、あるいは確かにそれなりには旨いんだけどお高くとまっていていけ好かない如水のような店ばかりなので、そんなのよりもなりふりかまわず旨味をたっぷり煮出したとんこつラーメンのほうが同じ値段払うなら上だと思っています。
ですが何度も通って、何度もやってなかった店が、今日はやってるとなると、どうしても理屈じゃなしに本能的に足がふらっと向いてしまうものなんですね。
どうやら9月29日に再開したばかりだそうです。今までは身体を悪くして、病院に行ったりリハビリをしたりで、今年(2018)の1月くらいからずっとお休みしていたそうです。なんにしても、辞めなくて良かったと思います。

めにゅう

一番スタンダードなのは700円の塩らぁーめんということになるのでしょうが、どうもこの一番上にある塩牛すじらぁーめんというのが気になります。牛すじを煮込んだものは必ず美味しいですから、もし塩ラーメンがお上品で物足りなくても、牛すじがあれば満足感は得られるでしょう。



塩牛すじらぁ~めん ¥850

いやはや、ラーメンも本当高くなりましたね。牛筋が乗ってるとはいえ、850円かあ。しかし、この写真で見るとあまりわかりにくいですが、スープの下のほうまでずっと牛筋が埋まっていて、結構なボリュームです。
美味しんぼ第9巻より
美味しんぼでは、牛筋は100グラム30円で買えると書いてありましたが、昨今のスーパーマーケットではどこでも、下手したら輸入牛肉より高い値段で牛筋を売っているので、コスト的にはしかたないのかもしれませんね。
しかし人類が牛筋の美味さに気づいてしまったので、美味しんぼの時代(9巻、昭和62年発行)から大幅な値上がりをしてしまうなんて、人間とはなんと業の深いものなのでしょうか。こんなに高くなってしまうならいっそのこと誰も気づかずに、俺だけが安く、良い思いをしていたかったのに。そういえば鶏胸肉も、サラダチキンの流行だかなんだかしらないけど、一時期よりも高くなってしまいましたね。

まあそれはともかくとして。
見た目はなんだか透き通っていかにも上品な塩ラーメンって感じですが、飲んでみると意外にも力強いスープです。確かに、動物系と魚介系を合わせた的な味という点では月並みともいえますが、よくありがちな鶏ガラスープではなくて、かといって豚骨でもなく、牛骨のちょっと独特な甘みを帯びたスープです。いわゆる味醂とかの甘さじゃなくて、どっちかというとバターにも似たような、舌の奥に抜けるほんのりとした甘みで、そんなやわらかな甘みを伴いつつ、豚骨にも負けないような力強さもある味わいです。しかし、ひょっとしたらこれはスープの味ではなくて、具材である牛すじから染み出した味なのかもしれません。
そしてその奥に組み合わさっているのは、かつお節系のさわやかな魚介風味でしょうか。あまり煮干しとかではなさそうです。よくある塩ラーメンに比べると、この魚介的な味わいは香り付けという感じであまり主張していなくて、やはりメインの味わいは牛の甘みでしょう。そして、ダメな塩ラーメンにありがちな、やたらと塩のしょっぱさだけが目立つ味と違って、しっかりとダシの効いた味です。
ひょっとすると、こういう味は、如水とか奏とか、やれ無化調だの素材にこだわってますだの的な店が好きな人には受け入れられない味なのかなあとも思います。ある意味では、濁った味であり、全ての材料が明確に主張しているわけでなく、化学調味料も、素材の味を壊さない程度には使用されている。いい意味で、庶民的な味わいだと言えるでしょう。
麺はスタンダードな中細のちぢれ麺で、程よい弾力があります。かん水は控えめに使っているのでしょうか。自然な味わいって感じがして、これが力強いスープによく絡みます。(10.17訂正)
しかし特筆すべきはやはりこの牛筋ですね。ものすごく柔らかく煮込まれていて、口の中にいれるとほろっと溶ける。俺は牛筋煮込みはほぼ例外なく好きですが、この牛筋煮込みは今まで食べた中でも一位二位を争うような美味さです。よくあるおでん的な牛筋煮込みと違う点は、あまり味付けが強くされていないところです。それがちょうど、ラーメンの味を壊さずに、良い感じで調和しているわけです。そしてこの牛筋がかなり、見た目で受ける印象よりもたくさん乗っていてボリュームがあるのです。
ぱっと見て、チャーシューが乗っていないからもしかしたら物足りない味に感じるかもしれないとも思ったんですが、これだけ旨い牛筋がたくさん乗っているともはやチャーシューなんて要らないと思ってしまいます。むしろ、下手にチャーシューが乗っているとこの牛筋のやわらかさと調和しないんじゃないのかなあと思います。
そして意外とこのメンマがいい仕事で、ゆっくり時間をかけて戻したのでしょうか、コリコリとした食感がこのとろとろの牛筋と良い対比になっています。こういう、いかにも手間かけてますよという主張はなしに、何気なくいい仕事をしてあるという所が粋ですね。そういう所が、昨今のこだわってますよ系塩ラーメンと一線を異にする部分です。

いやー。ふらっと入った割には予想外に美味かったですよ。少なくとも、俺のような、あっさりよりもこってりのほうが好き、という人には、この塩ラーメンは、ある意味では塩ラーメンらしくなく、強固な味わいをもつラーメンで心にぐっと来ます。
そう、心にぐっと来る、というのが大事ですよね。確かに昨今のこだわってます的な塩ラーメンは、味だけをみたら美味しいのかもしれませんが、どうも心にぐっと来るものがない。店主のこだわりというのも、どこまで本当かわからない。ある程度までには本当なのかもしれないけど、やっぱり金儲けのためのパフォーマンスだという部分も確かにあるでしょう。そういうのは、やっぱり食べればわかるんですよね。
心がこもっていないラーメンは、いくら味が美味しいとしても、やっぱり食べた後どこか心がむなしくなるんですよね。食事というのは、ある意味では作り手と受け取り手のコミュニケーションです。そりゃあ表向きは、商売人と消費者の関係でしょうけど、それ以上に、人と人とのやりとりなんですよ。ほら、やっぱりお母さんの料理が一番だと思うでしょう。特に男というのは、皆そういうものです。
商品やサービスに、心がこもっているか否か、というのは、単なる商品価値以上の大切さがあると俺は思っています。そういう意味では、このラーメンは素敵ですね。こういうラーメンが営業再開したのは喜ばしいことです。病気とか体調とか色々、大変なことはあるでしょうが、出来れば末永く営業して欲しいものですね。

今回は牛筋の味わいがメインになってしまいましたが、今度はデフォルトの塩ラーメンや、チャーシューの乗ったラーメンも食べてみたいと思います。ここは是非また来たくなるお店です。

あと、一つ、人によっては気になるかもしれないけど、店内禁煙ではないようです。俺はそう気にならないんですが、昨今やたらと嫌煙ブームになっているようですからね。ラーメンオタクたちの間でも、嫌煙ヒステリーが流行しています。
俺は別にタバコ吸うわけではないんですが、それでもラーメンというのは庶民のための食べ物なので、別にタバコについて目くじら立てる必要はないと思うんですよ。だって、そりゃ高級な料亭なら、繊細な味のじゃまになるのかもしれませんが、ラーメンだったらそう味を壊すってことも無いでしょう。むしろ、居酒屋とかもそうですが、ラーメン屋のような庶民的な雰囲気のお店には、タバコが香っているくらいのほうが雰囲気が出て趣があると俺は思うんですよね。もし、タバコ程度の煙で味がわからなくなるようなラーメンだったら、それはもはやラーメンの範疇を超えているんだと思うんですよ。俺はそういう、庶民的ではない味のラーメンは、あまりラーメンとしては好きではありません。
もちろん同じ考えを皆に強要するわけじゃないですけどね、大した味ではないラーメン屋に限って、お高くとまるために店内禁煙にしたり、嫌煙ヒステリーのラーメンオタクもそういうお店を持ち上げたりするから、そういう意味では俺はあまり、昨今の嫌煙ブームは好ましいとは思いませんね。


今日の評価は:★★★★★ 5、です!


塩らぁ~めん専門店 一   KAZU
愛知県稲沢市北市場町西玄野528-2
(清洲駅って実は稲沢市にあるんですよね)

火曜~金曜
夜18:00~23:30 ラストオーダー23:00

土、日、祝日
昼11:30~14:30
夜18:00~23:30 ラストオーダー23:00

定休日:月曜日




2018年4月20日金曜日

とんこつくん受難の時代

日々色々なことが怒涛のように過ぎ去っていき更新どころではなく、誠に申し訳ない。
とりあえず、最近思ったことを箇条書きにします。

・俺の大好きな2店が閉店してしまう
もちろんその2店とは、とんぱーれラーメン昭和である。昭和のほうはもう3月中に閉店してしまったようだ。とんぱーれは4月21日まではやるのかな。こないだ行ったら、たしかにもう終わるからなのか、いつもに増して濃厚、芳醇な味わいだった。だがチャーラーを作った手でラーメンの具を載せたため若干コゲ臭かったのがご愛嬌。でもちょうど良い香りがついて、かえって味わいがあったなあ。こうなってしまうともう、愛着がありすぎて理性的な判断ができているとは言えないだろうけど。
昭和は2月に食べに行ったのが最後になってしまった。別に人気がないわけじゃなくて、賃貸物件の期限の関係で、とのことなので、あまり悲観せずにいつかまた食べられると願っておくのが良いでしょう。
とにもかくにも、良いものほど廃れ、世にはばかるのは毒にも薬にもならぬ凡庸なラーメンばかり。おい、岐阜タンメンよ、お前のことだ。

・なんだか人間関係がうまくいかぬ
長年いろいろやってきた友人とどうもウマが合わなくなってしまった。なんだか会う度にイライラをぶつけて来るようになってしまったので、一緒に行動するのをやめてしまった。俺が思うに、彼自身が悪いのでなく、勿論俺が悪いのでもなく、彼に苦労我慢をムリヤリ強いている周りの環境が良くないのが原因に違いないのだ。そしてそのことに本人が気づいていない、というよりも無意識のうちで気づいていて意識的に押さえ込もうと涙ぐましい努力をしているのですね。それがよけい人格を歪めてしまっている。つまり具体的に言うと・・・うーんあまり言わないでおこう。とにかく、人ってのは、長年付き合ってても思いがけず変わるものだし、変わったようでいて実は本人が変わったのでなく周りの環境が酷いだけだということも多いのですね。そしてそんなときの対処は・・・すいません、俺には「離れる」以外の選択肢が思い浮かびません。もっとうまいこと人付き合いできたらいいんですがね。

・住む所を追い出される
ラーメン昭和のみならず、最近は身近なところで建物の取り壊し建て直しが多いなあ、と思っていたら、ついに俺の家が取り壊しされることになってしまい、住む所を探さねばならなくなってしまった。
色んな不動産屋を回る中で、本当にいろんな対応をされた。すごく丁寧な所も多かったけど、ひどい対応をされた所も少なくなかった。特に最悪だったのは、ミニミニ御器所店の山下令子とかいうBBA。「他社で探してください、うちに来ても希望の物件ないですよ」って。俺、まだお金払ってはないけど一応物件探してるお客だよなあ。住む所が中々無くて苦労しているお客に対して、なんて非情なんだ。さすがにそこまで言われる筋合いはないだろう。他の不動産屋では概ね丁寧な対応をされたので、俺の言動とかが悪かったわけではないようだ。何が悪かったんだろう。みんな、ミニミニにだけは行かないように、とくに御器所店の山下令子というおばちゃんにだけは当たらないように気をつけましょう。
幸い移住先は決まりまして、あとはどれだけ立ち退き料をオーナーからふんだくれるか、ですね。コツがあったら教えて欲しいです。

そんなこんなで、文章を書く暇も精神力もまともに無い状態だったので、たとえラーメンを食べてもブログの更新に繋がらない日々だったのですが、そもそもあまり、上記の2店以外はラーメンも食べてないんですよね。なんだかラーメン食べに行くより家で自炊したほうが金銭面はもとより時間的にも早いということに気がついてしまいました。移動時間とか待ち時間含めたらそうなっちゃうよね。
それに、今までやたらと長文ばかり書いてきたので、なんか自分の中で、更新するなら長文を書かなくちゃいけない、みたいな強迫観念が出てきてしまっているのですね。別にがんばって長文を書いてるわけじゃなくて、言いたいこと全部言ったら結果長文になっちゃっただけなのですが。でもモノによっては、食べてもそう大した感想が出てこないラーメンもあるんですよね。そういうの食べても、なかなかブログを書く気が起きない。
でも本当はあまり長文じゃないほうがみんなも見やすいし、それは解ってるんですけど、なんだか面白くないんですよね。
とか言ってるとやっぱり長文になってしまいましたね。悪しからずっ。
まあ、またなんか書きますので、よろしくっ。

とんこつ



2018年1月15日月曜日

麺や 高橋 横浜家系濃厚ラーメン

元々、横浜家系ラーメンというのは「豚骨醤油ラーメン」と言うくらいなので、俺、とんこつくんにとっては博多豚骨ラーメンに並ぶほどenthusiasticなジャンルなのであります。
名古屋界隈のラーメンファンの人たちの間ですら「横浜家系」という言葉が浸透していなかった時代から現在までずっと営業を続けている「しげ家」の重厚な味に感銘を受け、その勢いで、以前熱田イオンに入っていた「六角家」、昔付き合ってた女の子の家のほど近くにある「萬来亭」、また「英吉家」「爛々亭」と、名古屋界隈にある家系っぽいラーメン屋さんを色々食べ歩き、それぞれの個性はあれど、その全てのラーメンに「ああ、なんて美味しいんだろう」と感嘆したものでした。
それが、いつの頃からか、横浜家系ラーメンに対するシンパシーが徐々に薄れてきてしまいました。それも、店の数が増えてもはや希少価値がなくなってしまったから、では無いとおもうのです。
藤が丘駅の「」が出来た頃から、「ん?あれ、家系ラーメンってこんな程度だったか?もっと美味しいモノだと思ってたけど・・・」と思うようになってきました。その後、かの悪名高き一番軒がセカンドブランド的なノリで「一番家」を出したり(即行潰れたけどw)、爛々亭の味がどんどん落ちてきたり、「こい家」「金山家」「出口家」「せんげん家」「ぎん家」「壱楽家」などなど、数え上げればきりがありませんが、形だけはいかにも家系ラーメンっぽい雰囲気はあるけれど、味は薄っぺらの業務スープ風のしょうもない資本系の店が乱立したりして、そしてそれが名古屋界隈だけじゃなくて、東京を始めとした各地で同じような流れがあるようで、もはや「横浜家系ラーメン」というジャンルの新店自体がつまらないもののように思えてきてしまったのですね。
これらの、形だけ家系っぽいフリをしてる、業務スープ風のクソまずい店群、屋号はそれぞれ違うけどどうやら元は同じ会社なんだそうですね。
この会社に何百万かお金を払って、家系っぽいラーメンの作り方とか店の回し方とかのノウハウを教えてもらって、店を建ててもらったり仕入れ業者を高いマージン取られて紹介してもらったりするのでしょうか。全く、イヤな感じですね。で、こういう会社が一つだけでなく数社あるようですね。
本当こういうのやめてほしいんですよね。元々家系ラーメンというのは素晴らしいものなのに、こういう金儲けだけのしょーもない会社が台頭してくると、なんだか家系ラーメンというジャンル自体に対して、萎えてしまいます。これはもはや、好みによる問題ではなくて、一つの文化の破壊と言っても過言ではありません。

・・・・そんなワケで、この「麺や 高橋」にも、どうにも「食指が動かない」のでありますが(食指が「湧く」っていうのは確かに、用法としては間違いのようですね。どーもすいませんでした)、一部では「名古屋で一番かも」という意見もあったので、まあどうせ今回も悪質なステマだろうとは思ったけど、一応上記のとおり家系ラーメンというジャンルそのものに関しては俺はいっぱしにenthusiasmを持っているつもりなので、一度くらいは、混んでなかったら食べてみようかなと思ったのであります。




麺や高橋 濃厚豚骨醤油ラーメン ¥780  ライス無料

ライスは無料だそうで、ランチタイムだとお代わりもできるそうです。これならわざわざお金を出して麺を大盛にしなくても、無料でたくさんお代わりすれば、お腹がすくこともありません。うまくやれば、一日一食で生きながらえることも出来るかもしれませんね。

うーむ、見た感じはなんだか、いかにも資本系っぽい薄っぺらそうなスープですね。市販のラーメンの濃縮液体スープをお湯で割ったような感じに見えませんか。油もわざとらしく浮かせていたり。家系ラーメンの鶏油(チーユ)ってのはこういうもんじゃないだろう。もっと表面を覆っている感じなはずなのですがね。

しかし、スープを飲んでみると、見た目よりは結構マシな味がするんですよね。全然粘度がなくてペラッペラだけども、そのわりには豚骨をちゃんと煮出したっぽい旨味もある。うーん、こういうのってどうやってるんだろう。
俺の思うに、こういう店ってのは、工業製品の濃縮スープと、店で作った豚骨スープを混ぜていると思うんですよね。家系乱立ブーム(?)に便乗して低コストでボロ儲けしたい、だけどしかし、いくらなんでも工場スープだけではあんまりだから、一応店でも豚骨スープを取って、混ぜ込むことによって、それらしい味も醸しだしておかないと、っていう感じなんじゃないのかなあと思うんです。そして、ヌクレオチド系の化学調味料を大量に入れて、いかにも動物系を煮出したっぽい味に仕立て、その上にこれまた業務用の缶入りのチーユを垂らす。
これで一応、業務用のスープに、いかにもナマの豚骨を煮出したっぽい香りと、動物系っぽいヌクレオチドの旨味と、チーユの油っぽさが加味されたわけで、それなりの家系ラーメンであるがごとく思わせることに成功しているのではないでしょうか。まあ、完全に想像だけど、こうやって作ってるんじゃないのかなあと、俺はそう考えました。
タレは、かなりしょっぱいけれども、家系ラーメンなんてこんなもんではないでしょうか。別に特筆すべきところはない。
麺も、太目の丸麺。とりたててどうというものでもない。家系にたまにある、あのちょっと平べったいやつではないです。
ほうれん草も、家系によくある、一度凍らせたものだ。特筆すべきところは無い。
しかし、チャーシュー、これは酷いね。店内POPには「たまり醤油香る店炊きチャーシュー!!」って書いてあるけれどこの、面積だけは広く見えるがその実ペラッペラの軽量チャーシューには、たまり醤油の深い味わいなど染みこんでいなくて、あるのはただ時間経過で劣化したような獣肉臭さと、しっかりと煮込まれていないであろうことが想像されるニチャニチャした歯ごたえのみ。おまけに、この寒さの中常温保存されていたのだろうか、冷たい。
なんだよ、このPOPは誇大広告じゃないのか。一瞬期待しちゃったじゃないか。最近レアチャーシューばっかりで辟易してるから、よく味の染みこんだ、柔らかく煮込まれたチャーシューが食べたいと思っているので、このPOPを見て期待に胸をはずませたのに、ものの見事に裏切られた。

まあチャーシューのヒドさは別とすると、このラーメン、全体の味はそれほどヒドくはないのですが、食べる人の心を躍らせてくれない、つまらないラーメンですね。まさにすべてにおいて「特筆すべきところは無い」。前の記事で書いた、「可もなく不可もない、つまらないラーメン」そのものです。
ほら、こういうラーメンだと、記事書いてもつまらないのですね。読んでてつまらないだろうことは想像できますが、俺も書いててつまらないのです。いっそのこと、ぎん家とか金山家くらいヒドかったら、書きようもあるんですけどね。ああいうのに比べたらいく分かマシな味がするだけに、余計つまらない。
このつまらなさは、例えば「濃厚とんこつ まつり」あたりと共通するものがある。とことん美味しいモノを目指しているでもなく、かといってゲロを吐くほど酷いでもない。いや、作り方を考えれば内容的にはヒドいのだが、巧妙にヒドさをごまかすことができている。要するに、「つまらないけど、わりとマシな味」なんです。


今日の評価は : ★★  2、です。


まっ、わざわざ食わなくてもいいですよ。これは。
立地的には。駅から歩いて、「ぎん家」のすぐ先にあるんですけどね、なんでこんな場所に、こんなつまらない同ジャンルの店を建てるかねえ。もしかして「ぎん家」より多少マシだから、売れるとでも思っているんだろうか。ご冗談を。こんな、「多少マシ」程度のつまらないラーメン、売れるわけがない。


うーむ。やっぱり横浜家系っぽいラーメンの新店は、ろくでもないものしかないですね。「萬来亭」や、調子の良い時の「しげ家」みたいな店はもう出てこないのでしょうか。調子の悪いときの「しげ家」は食えたもんじゃないですが。浮き沈みが激しいのも困り者ですけどね、この「高橋」みたいな、まるで心が躍らない、可も無く不可も無いつまらない味ってのも、困るのです。
横浜家系ラーメンって元来、もっとエキサイティングでパッショネートな食べ物の筈なんですがねえ。どうしちゃったんでしょ。
名古屋だけが悪い、ってわけでもなさそうなんですよね・・・


麺や 高橋 横浜家系濃厚ラーメン
愛知県名古屋市中村区竹橋町1-14
am11:30~pm2:00
pm17:30~pm12:00
(ん?この書き方は誤解を招くよね、普通に考えて、24:00までってことなんだろうけど)
年中無休



2018年1月11日木曜日

あけましておめでとうございます。

というわけで、2018年、始まりましたね。
昨年の反省は更新があんまり出来なかったことです。一年を通して10記事以下とは情けない。
こんなブログ誰も期待してないでしょうけど、今年はもうちょい、書けたらいいなあと思います。

とはいっても、なんだか最近は、俺が何か更新するたびに、某チャンネルでは非難轟々なので、ちょっと心情的にやりづらいんですよね。
いや別に、俺を叩くんなら叩いてもらってもかまわないのです。だって、人を叩くのって、面白いですからね。人間には攻撃欲求ってものが本能的に備わっている。俺でもなんでもいいけれど、人間常に何か攻撃対象を持っていたほうがいいのです。なぜかというと、どこかで攻撃欲求を発散させておかないと、いざという時にその潜在的な攻撃欲求が発動してしまって、人間関係にいざこざが起きますからね。
例えば夫婦が、ケンカせずに末永く生活を続けるには、何か共通の敵を見つけることが一番なのです。二人してその共通の敵を攻撃することによって、二人の間では共犯者意識のような、ある種絆のようなものが生まれ、そして攻撃欲求が発散されて、不必要に互いを攻撃しあうことが無くなる。これと同じことは、社会的組織でも、友人関係でも、あらゆる人間関係において言えることです。だから人生をより良く生きるには、なにか攻撃対象になるような、いわばサンドバッグを持っていたほうがいいのです。もし俺のブログが、あなたの心のサンドバッグ代わりになるのでしたら、どうぞお構い無しに叩いて下さいね。
けれどまあ、ただ単に叩くだけなら良いんですけど、通報しようとか、探し出そうとか、そういうのはちょっと困ります。ほら、ただでさえ俺今更新頻度が少なくなっちゃってるでしょ。このまま俺が辞めてしまったら、みなさんもせっかく俺をサンドバッグ代わりに叩いて攻撃欲動を発散させて、それで人生が上手くいってるのに、叩く対象が無くなってしまったら、みなさんも困ることでしょう。みなさんご自身のためにも、どうか通報とかそういうのはお控えになっていただいたほうがよろしいかと存じます。


今年の最初は、これっ。



呑助飯店 ラーメン A.伝統の油こってり濃い口 ¥600



世間では「重油ラーメン」とか呼ばれてますけどもそれは俗称で、メニューに書かれている正式名称は上記の通りです。
もはや俺なんかがわざわざ改めて紹介するまでもないような、超有名、超クラシックな、名古屋の老舗の名店です。
のはずなんですが、他の名古屋っぽいラーメン、つまり台湾ラーメンスガキヤ萬珍軒(卵とじラーメン)、あるいは台湾まぜそば、そのあたりに比べると、なんだかどうも名古屋外の人たちへのアピールが足りないように感じます。個人的には、(萬珍軒の所に書いたけど)、この「呑助飯店 ラーメンA.伝統の油こってり濃い口」こそが最も名古屋らしさのある、名古屋が全国に誇るべき、名古屋にしかない唯一無二のラーメンであると思うのですが。
スガキヤのような複数店舗ではなく一店しかないし(昔は二店あったそうですが)、あるいは台湾卵とじラーメンなど比較的インスパイア系()の他店が真似をしやすい味ではなく、決して他店が真似出来ない味、という点がいまいち広まらない原因なのでしょうか。
しかし俺は、名古屋ならではのラーメンで、他県から来た人に自信を持って薦められるのは、この呑助飯店の「ラーメン A.伝統の油こってり濃い口」が一番、というより唯一だと思っています。見た目のインパクトや、湯気が上がらないのにヤケドをするほどの油の量などから、残念ながらイロモノ扱いされやすい傾向にあると思いますが、そういった色眼鏡で見ずに虚心に味わえば、実に素直で味わい深いラーメンであることがわかってもらえると、俺は思うのです。

若干情報が錯綜しているようですので、俺なりに調べた所をまとめてみますと、

創業1950年(昭和25年)
・創業以来、つまり(現時点で)67年間、「火を絶やさずに」煮込んだスープ
・焦がし豚骨ラーメン
・創業時の大将(現在餃子担当のおばあちゃんの旦那さん)は1994年頃に他界しており、現在は花村武彦さんが店主

なのだそうです。
博多の呼び戻しスープと同じ」とか、「50年以上煮込んだスープ」とか、色んな事を言う人がいますけど、もう創業から60年を超えていますし、ただ単に毎日継ぎ足す(営業中以外は火を止める)「呼び戻しスープ」とは違って、24時間365日火を絶やさないで煮込んでいるのです。これについては「MN.マイナビニュース」の記事に、「誰かが火の番をする必要があるから、家族旅行に行けない」と書いてありましたので、この記事が間違ってなければ間違ってないはずです。
すごいですよね。地震が来ても、戦争が起きても(尤も創業は終戦後ですが)、火を止めないという事ですよね。もはや伝説。それも、ただ語りつがれるだけではなくて、実際に現在、現役で味わうことができる、今も生きている伝説です。

ぱっと見ると真っ黒で濁っているように見えますが、これは豚骨とは言っても、とんぱーれひかりのような、とんこつくんが狂喜乱舞するところのいわゆる白湯(ぱいたん)ではなくて、濁らさずに煮出した、どちらかというと昔ながらの醤油ラーメンの系統のスープであります。強火で濁らしてはいないけども、長年じっくり煮込んで、香ばしく焦がされた結果の色なのですね。だから、富山ブラックとは違い、醤油まみれのやたらしょっぱいラーメンではなくて、スープの焦げた色のブラックなので、味は優しいのです。
そうなんですよね。実はこのラーメン、素朴で優しい、昔ながらの醤油ラーメンなのです。見た目のインパクトや、油によってフタをされた結果の高温度のせいか「食べる人を選ぶクセの強いラーメン」のイメージが強くなってしまっているのですが、実はとっても懐かしくて味わい深い、素朴な醤油ラーメンなのです。要は焦がしラードの醤油ラーメン、なので、ひょっとしたら札幌系の醤油ラーメンに通ずるものがあるのかもしれませんね。
尤も、やはり注意して食べないといきなりの高温でヤケドすることは必至ですし、相当な油の量ですので、あまり胃が弱っている時は控えたほうがいいかとは思います。おそらくこのラーメンをイロモノ扱いする人たちは、そういう、前情報なしで覚悟せずに食べて、それで酷い目に遭った人たちなんじゃないかなあと思います。かくいう私も、最初にいきなり大盛を頼んで、油の量に負かされた記憶があります。しかし、食べた直後は胃もたれして大変でしたが、後々になって「また食べたい!」という強烈な欲求がやってくるのです。そして今度は注意深くヤケドしないように食べるので、その美味しさに病みつきになる。そういう寸法でございます。

さっき、「素朴な昔ながらの醤油ラーメン」と書きましたが、決してどこにでもあるような、中華料理屋のラーメンなどではありません。素朴ではあるけれど、やはり一筋縄ではいかない深い味わいがあります。
どうもここら辺が、食べただけではわからないのですね。確かに程よく焦げた豚骨のほろ苦さもあるのですが、決してそれがどぎつくなく、全体としてはマイルドな甘みを持った味わいなのですね。しかしこの甘みというのも、いわゆる砂糖や味醂の甘みではなくて、やはり動物性材料のじっくり煮出された甘みなのでしょうか。いや、それとも野菜材料も使っていて、そっちから出た甘みなのかなあ。残念ながらそこらへんの味分析()は俺には出来ません。
タレも、凡庸な醤油ダレではないはずです。もしかして、たまり醤油なんかを使っているのかなあ。決してしょっぱすぎることなく、ほのかな酸味もあるようだから、よく熟成されているようです。こっちも創業以来継ぎ足しなのでしょうかね。
化学調味料も、あまり使っていないような気がします。ひょっとしたらまったく使ってないのかもしれません。が、しかし、この強烈な油の量と温度でわかりにくくはなっているけれど、実は結構な量を使っているのかもしれません。そこらへんも、色んな事を言う人がいて、しかも俺自身も正直、わかりません。化学調味料って普通は結構食べればわかるものなんですが、このラーメンに関しては全然判別不可能です。
それに比べれば麺はわりとオーソドックス。ではあるけれど、かん水が多めに使われたこの弾力のある食感の麺は、この焦がし油をぬめぬめとたっぷり持ち上げて、60年の時を刻んできた伝統の味を余すとこなく味わわせてくれます。この麺ありきの、このラーメンの味なのですね。
チャーシューがまた旨い。タレで煮込んであるのでしょうか。かなり奥まで味がしみこんであります。これはこれだけでおつまみメニューとして出しているようで、日によって売り切れの時もあるようです(ラーメンに使う分を取っておくため)。今流行りのレアチャーシューとか鶏はむなんかのような、見た目小奇麗なだけで味のほうは散々なチャーシューとは対極にある味です。俺はこういうチャーシューこそ好きです。売り切れになるほど人気があるのも頷ける美味しさです。チャーシュー麺にしても100円上がるだけなので、チャーシュー麺を頼むのもいいかもしれません。ただし俺の感覚では、値段どおり100円分の量しか増えないような気がしなくもないですが。

以前、そうだなあ、2010年あたりに比べると、油の量が減ったような気がしなくもないです。煮込み方がかわったわけではなくて、どんぶりにスープを注ぐときの表層の油の分量調整が違うのでしょう。ひょっとしたらラーメン担当者が代わったのかもしれません。俺は確かに以前のような、油こってりの味が好きですが、今のもまあ、悪くは無いです。むしろ、より食べやすくなったといえるかもしれません。

名物の「呑助特製餃子」の、あの真っ白い餡と同じように、このラーメンの中身も、どんなふうになっているのか、甚だ謎であります。謎なんだけど、とにかくただただ美味しい。この際、謎ときなんか置いといて、ただ虚心に味わってみるのが良いのではないでしょうか。
いや、こんなんじゃレポートになってませんよね。すみません。だから、この伝統の老舗のレポートは他の人に任せて、俺はただ美味しく味わうだけにしたかったのですが、それだとラ王みたいになってしまうので、記事だけはそのうち書こうとは思ってはいたんですけどね。
全然役に立たない記事になってしまってすいません。まあ年始だから、めでたいでしょ。そのめでたさに免じて、許してくれ。


今日の評価は : ★★★★★★ 6、です!!!


名古屋の味を他地域に誇るのなら、この呑助飯店の「ラーメンA.伝統の油こってり濃い口」こそが最もふさわしいと思うんですよね。スガキヤや卵とじや台湾や台湾まぜそばなんかよりも。なのにいまいちアピールが足りないのはなぜでしょうかね。
名古屋の味覚が嫌いな俺も、このラーメンに関しては全く文句が無い。そしてなおかつ、これこそが名古屋らしい味だと言えると思います。もっともっと他県の人にアピールしたいところであります。
まあ、かといって、あまり人気が出て観光客が殺到しても困るんですけどね。お気に入りのお店は平穏にゆっくり楽しみたいところであります。ここらへんのさじ加減が難しいですよね。



呑助飯店
愛知県名古屋市千種区今池5-14-8
平日 17:30~23:30 
日祝17:30~23:00 
定休日:火曜日、第3水曜日



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俺がこの「とんこつくん」ブログをやりたい理由というのは勿論、言いたいことを誰にも邪魔されずに言いたいからです。
別にブログで広告収入で儲けようとか、有名になってラーメン雑誌に載りたいとか、なんかの企画を立ち上げたいとか、そういうのではありません。そういうのが好きな自己顕示欲旺盛なブログ主様も沢山いらっしゃる事かとは思いますが、俺はそうではありません。
まあ、簡単に言えば

・長文が書ける2ch(今は5chになったけど)
・何を書いても削除されない食べログ

のようなものをこのブログでやりたいわけです。
食べログ、一時期やってみたんですけど、ことごとく消されるんですよね。マズさを表現するために様々な表現を使ってみたのですが、どうもあまりインパクトの強い表現は不適切とされるようです。いや、だって、そのくらいインパクトのあるマズさだったんだから、そう書きたくなるのが心情ってものでしょうに。結局食べログってのはあたりさわりのない凡庸な表現ばかりで、全然書いた人の本音が見えてこない。まあ、読むだけならいいんですけど、書く側になると「削除されないように」と気をつけながら書くレポートなんて全然面白くもなんともない。
だから、まあ、よく言われるように2chのほうが確かに情報としては本音が語られていると思っていいとは思います。思いますが、しかし2chにも、あからさまなステマはおいとくとしても、それと気づかないような、実に巧妙なステマが混じっているんですね。さりげなーく、スレ全体の雰囲気を誘導していく。あれがどうも俺は嫌いなのです。それに2chじゃ、長文書くだけで叩かれる対象になっちゃいますからね。俺はとにかく言いたいことを全部言えるだけ言いたいのでどうしても長文になっちゃうのです。
なので、本当は「何を書いても消されない食べログ」や「長文を書いても大丈夫な2ch」が俺には必要なのですが、実際には存在しないので、泣く泣く自分でブログを書くしかないわけです。

「だったらわざわざ、不特定多数の目に止まるネット上じゃなくて、自分だけで誰にも見せない日記でも書けばいいじゃないか」と言われそうですが、それはエゴイストのやることではないのです。毒は誰にも吐かず、自分の心の内にだけしまっておく、って、それはもうエゴイストじゃなくて、善良な常識人ですね。俺はそういう、優れた善良な人格者などではなくて、平凡なエゴイストですので、そうやって心の内にしまって置くだけでは我慢できないのです。
エゴイストってのは、ただ単に自分の気持ちを発散させたいだけじゃなくて、周りに毒を撒き散らしたいのですね。言い換えれば、人に迷惑かけたいのです。それこそがエゴイストにとって快感なのですね。
だから俺は、マズイものを、読む人が不快になるほどの強い表現で「ゲロを吐くほどマズイ」と言い、それにかわいい女の子には「犯したいほどかわいい」と言うのです。それで迷惑する人がいるかもしれないけど、いや、迷惑する人が居れば居るほど、俺はストレスを発散できるわけですね。

だから、最近、俺の更新が減ってきたというのはつまり、あまりストレスの溜まることが減ってきたというわけでもあるのです。なるほど、酷くマズイラーメン屋はどんどん潰れて減ってきたし、腹が立つ人たちというのも、以前より減ってきたのかもしれません。それはとても良いことです。
だけれどもその反面、思わずブログで絶賛したくなるような感動的にまで旨いラーメンも減ったような気がします。そういうラーメンもそれはそれでブログを書きたくなる動機になりますからね。まあ、正確に言えば、感動するほど旨いラーメンが「減った」というよりも、初めて行く店や新しい店で食べても、ブログに書きたくなるほど感動的ではない、というパターンが非常に多いというわけです。もちろん逆に、ブログに書きたくなるほどマズイ、あるいは腹が立つ、というわけでもないという事です。
そういう、可も無く不可も無いような、美味くもマズクもないような平凡なラーメン屋なんて、別にブログに書いても面白くないじゃないですか。いやいや、読む人が面白くないというのではなくて、俺自身が面白くないのであります。面白くないものをわざわざ読者の興味を引くように面白く仕立ててあげるサービスというのは、プロの文筆家に任せておけばいい話であって、べつに何も俺がやらなくてもいいのであります。

・・・そんなワケで、俺が今ブログを書きたくなる動機で最も顕著なのは、かわいい女の子をかわいいと言いたい、あるいはムカつく輩をムカつくと言いたい、その2つに偏向してきているのですね。そしてその2つとも、写真掲載を伴わないわけにはいきません。かわいい女の子の写真も載せずにただ「かわいい」と書いたって、全然かわいさが伝わりませんからね。いや、ラーメンだったら、写真載せて一生懸命文章考えたって結局のところ実際の味は食べてもらわないと伝わらないわけで、むしろそれに比べたら女の子の写真を載せるほうがより一層俺の気持ちが読者に伝わるに違いないのです。ムカつく輩だって、ムカついた腹いせに名誉毀損でもしてやりたいと思うから、そのためには写真を載せた上で罵倒するのが一番効果的なのです。
だから今一番、俺がこのブログを書く動機になっているところの欲求を満たすためには、どうしても写真を撮らないといけないのですね。ところが、その写真掲載が最も、各方面から非難を浴びているのです。こんな状態では、どうしてもブログの更新を渋りたくなってしまうのは必至なわけです。
だけれども、数は少なくなったとはいえ、感動するほど旨いラーメンやゲロを吐くほどマズイラーメンというものに出会うこともあるでしょう。そんなとき、思いをぶちまける場が無いともやもやした気分のまま日々を過ごすことになりそうだから、やっぱりこのブログ自体はやめないことでしょう。やめないけれど、問題は、ブログを見てくれる人が減るとまずいんですね。だってさっきも書いたとおり、沢山の人に見られてこその「思いのたけのぶちまけ」なわけですから、一定数見てくれる人がいてくれないと、発散すらできません。なので、やっぱり凡庸でつまらないラーメンでも、読者を逃さないために継続してブログを書くべきでしょうかね。あるいは、非難を浴びたとしても、写真を掲載し続けていくべきでしょうか。実際、非難を浴びている写真掲載記事ほどアクセス数が高いという現実がありますからね。みんな本当はああいうの見たいんですよね。みんなも俺と同じ、平凡なエゴイストなわけです。同じ穴の狢。
てなわけで、今年もよろしくお願いします。


とんこつ