ラーメンまつりin名古屋2016
こーいうラーメンイベントって、あまり気が向かないのですよね。実際、今までも何度もあったけど、訪れたことは一度もなかった。
なぜかっていうと、どうせこういうイヴェント向けのラーメンって、そりゃあできるだけ本店と似た味にしようと努力はしているんだろうけど、しょせんは屋外会場で提供できるように調理を簡略化した冷凍キットだろうし、そんなしょうもないものなはずなのに本物よりも割高だ。今回だって、どれも一杯¥850だって。たけーよ。それで量はお店の半分~2/3くらいだろ?どう考えたって、面白くない。ドンブリが発泡スチロールの使い捨てっていうところも、まあ野外イヴェントだから仕方ないんだろうけども、なんだかカップ麺みたいで味気ないじゃないか。
どうせ、そりゃカップ麺に比べたらちっとはマシだろうけどさ、せいぜい冷凍の市販品程度の味なんじゃねーの?
って、食べる前から言ってても始まらないのですが、どうにもこう結果が予想されていそうで、行くのが億劫になってしまうんですよね。
でも、せっかくラーメンのことを書くブログをやり始めたのに、名古屋で行われているラーメンイベントのことを一言も書かないのもなんだか時代の流れに取り残されたような気がしてしまいます。俺はブロガー連中なんて、馬鹿ばっかりだと思っていますが、俺もブログやりはじめてしまったせいでやっぱり、ブログの記事を書きたいがために行きたくもないイヴェントに足を運んでしまうようなバカになりつつあります。これはやばいですね。バカが感染してしまったのでしょうか。今後は気をつけないといけませんね。
ま、今日は用事のついでです。用事があってどうせ電車に乗らなくちゃいけないのだから、せっかくドニチエコが使える日なので、これを使って、ついでに栄に寄るのもまあ、良しでしょう。
時間の都合上一店しか食べられないのですが、やっぱりここはとんこつくん的には「無鉄砲」でしょう。まあ「だるま」と迷いましたが。だいぶ昔ですが、奈良県某所の無鉄砲を食べたときに大変気に入って、その時はたしか替え玉6玉だかしたんだよなあ。そのくらい気に入って、いつかまた食べたいと思っていたラーメンなので、まあイベント用だからあの時ほどは美味くはないだろうと思いつつ、用事のついでだから冷やかしにでも行ってみようと思います。
まあ、世間では休日ですしほら、休日のイベントどきなんていったら・・・
はぁー。やっぱりこうなりますよね。
このとってもかわいらしい彼女たちは、ここでたらふく美味しいラーメンを食べた後は、やっぱりこの横にいる男にヤられちゃうんだろうなあ。ラーメン後のザーメン、だなんて洒落にもなってねー。ゴム使うのかな?それとも生で中出しされちゃうのかなあー?つらいなよあ。むかつくなあ。切ないよなあ。そんな男なんかより、俺のほうが良くないー?え、良くないって?ま、なんにしても、無計画な中出しだけはやめてよね。
カポーだけじゃなくて、意外にも、女性だけのグループの方々も結構おられました。休みの日に女性同士だけでラーメンを食べに出かけるだけあって、さすがに皆さんちょいブs・・・いえ失礼、大変お美しくおはしまする。
さて。
無鉄砲 とんこつラーメン¥850
きゃほぉーっ。美味いじゃんっ!なにこれ。びびった。
いやあ、疑ってすみませんでした。億劫がらずに、足を運んでみるもんですね!
これは、俺が大好きなパターンだ。とろっとろに豚骨がにじみ出て、しかもたれのしょっぱさも甘さもちょうどいい具合に控えめで、豚骨の味を舌に運ばんとする伝道師としての役割を十二分に発揮している。これは、最高ですよ。
麺は、これはなんか以前に食べたのとはちょっと違うような気がするな?まあ普通って感じ。かん水もそれなりにきいてる黄色いちぢれ麺。でも、これはスープが麺によく絡むよ。麺単体で食わせるというのでなく、このスープを味わうために作られた麺。これは、これでいいのだ。
こういうの、もし名古屋に店できたら絶対流行るのに。少なくとも俺は頻繁に通うだろうよ。
なぜこういうのがなかなか名古屋に出来ないんだろう?あったとしても、春日井だの豊田だの安城だのの僻地でしょ?いや、僻地ってのは、俺の普段の行動範囲と照らし合わせて、行きやすいか否か、っていうだけの判断なので、決して田舎だと貶しているというわけではないのだけど。しかし、東山沿いか、あるいは少なくとも市営地下鉄沿いに「無鉄砲」のような美味しいお店が来てくれたらいいのになあーって思うよ。絶対に売れるに違いない。なんなら俺がどんどん宣伝するぜ。
安城の大岩亭の、特豚あるいは特鳥は何度か食べたことがあるけど、確かに濃さではこの無鉄砲よりも濃い。しかしただ単に、極端に濃いっていうだけであって、美味しいっ!ていう感じでもないし、食べたあとげんなりするし、いまいち幸せにならないんだよなあ。
この無鉄砲は、ただまあ確かにイヴェント物だから量が少なめってのはあるのかもしれないけど、でも最後まで美味かったし、もうちょっと食べたいなあと思った。最初から、食べ終わった後まで、幸せな気分がずーっと持続するのだ。これは、とっても大事なことですよ。なぜなら、らーめんというものは、食べた人が幸せになるために存在するものだからであります。
名古屋に今現状ある、特にアクセスの良い店に限って、まあ一口目は美味いんだけど最後まで食べると飽きがくる店とか、あるいは最後まで食べても心も腹も満足しない店とか、そんなんが大半だ。これではとても幸せになれない。もっとこの地域にも、この無鉄砲のような、食べると幸せになれるラーメンが増えてくれるとありがたいのだが。それともこういう、ダシ自体は超濃厚でありながら甘さもしょっぱさも控えめの、飲みやすい豚骨スープというのは、名古屋人の舌には合わないとでもいうのか?名古屋人はもっと、くどくて甘ったるいタレを使っていないと満足しないというのか?いや、そんなはずはないだろう?
ま、しかしイヴェント物だから仕方がないとはいえ、やっぱりこの少量で850円というのはちょっと悲しい。やっぱりこーいうイヴェントじゃなくて、ちゃんとした支店が立って欲しいなあ。悔しいなあ。名古屋はどうして、こういう良い店にはスルーされちゃうんだろう。一蘭だの来来亭だの日の出だの、どーでもいいのは乱立するのに。いや、まだ圓には行ってないのでそっちに望みを託すか?しかし、煮干系は、俺としては豚骨ほどには好みではないのだよなあ。はあ。つらいなあ。
そんなわけで、名古屋ラーメンまつりの、おそらくは半調理済みの冷凍キットを持ってきて作っているであろうイヴェント用の出し物ラーメン、中々どうして、そんなに悪くなかったです。あまり先入観でモノを考えるのも、考え物ですね。
期間中にもう一度行きたくなってきた。いける暇があるかどうかはわからないけど、でも「だるま」や、他にも名前しか聞いたことがないけどいつか食べてみたいなーっていう感じのお店もあるし、ま、それがすべて無鉄砲と同程度のうまさを実現しているかというとそれは疑問ではありますがね。
イヴェント用ラーメンにしては結構悪くなかったので、
今日の評価は:★★★★★★ 6!
ラーメンまつりin名古屋2016
0 件のコメント:
コメントを投稿
ラーメンの話や女の子の話などなんでもどうぞっ☆