☆よろしくっ!☆

2016年3月7日月曜日

濃厚とんこつラーメン 有頂天(小牧) 全部のせ

俺はあまり全部のせは注文しません。たいていは基本のラーメンか、具を増やすとしても味玉か野菜系か、せいぜいチャーシュー麺にするくらいで、一度に全部というのは値段も張るのでめったにしません。だけど今回は、例によってぴあの「究極のラーメン2016」に、全部のせの半額クーポンがあるので、せっかくならというわけで食べてみました。
小牧なんてまず用事が無いので、だいぶ前に一度食べたきりで、ずーっと行ってません。その時は美味かったような気もするしそれほどでもなかったような気もするのです。要するにどうだったか忘れちゃったというわけです。用事はない、とは行っても、小牧線に乗ることはあるので、途中でふらっと途中下車するくらいならできます。もちろんストレートで行くよりは運賃がかさみますが、わざわざ行くのに比べたら比較的小額で済みますので、クーポンもあるしたまにはいいかなあと思いました。

ここのすごいところは、替え玉が2玉まで無料というところです。なかなかここまで太っ腹なラーメン屋は、名古屋には無いでしょう。期間限定とかランチ限定ならあるかもしれませんが、この有頂天は創業からずっとこのサービスをやっているようです。それに、替え玉2玉も食べられないよ、という人のために、他にもとんこつ茶漬けなどいろいろ選べるようになっています。これはなかなか画期的だと思うのですがどうでしょうか。詳しくは下の画像を見てください。


替え玉無料もすごいですが、卓上薬味の充実ぶりもすごい。すりごまや紅しょうがは基本だが、醤油漬けのにんにく刻みや、唐辛子味噌みたいなのもある。極めつけは、きざみネギが入れ放題なところだ。讃岐うどん屋ならともかく、ラーメン屋でネギ入れ放題はなかなかない。これだけ充実してるから、いろんな味のバリエーションが可能で、替え玉2玉くらいするっと食べることが出来てしまう。
またさらに、まあ麺の湯で加減が選べるのはとんこつなら当然ですが、背脂の量も選べるということも魅力。なんだかなりたけみたいですよね。やっぱりこう表記されていると、俺としてはどうしても「鬼こて」にしたくなってしまうところです。



とんこつ醤油ラーメン 全部のせ 鬼こて クーポンで¥500

どうだいこの背脂の量!なりたけの、「ギタギタ」ほどではないにしても、「普通」よりは多い。全部のせだから、具もたくさんゴテゴテと乗っている。これは食べ応えがありそうだぞ。
うんうん、この背脂、かなり美味しい!なりたけの背脂よりもずっと味がある。これほど旨みのある背脂をこんなにたくさん入れてくれるというのはアブラ好きの俺としてはとっても嬉しいところだ。尤も、なりたけの脂も、精製された雑味のない純度の高さが魅力だろうけど、こっちのは豚本来の味をそのまま残してある。俺はこっちのほうが好きだなあ。

さて肝心のとんこつスープだが、至ってオーソドックスな、セミ・ライトとんこつといった感じです。なんだか「セミ・ライト」だなんて勝手な用語を作って俺もたいがいオタク臭いよなあと思うのだけど、ライトっていうほどさらっとはしていないのだ。かといって、とんぱーれ無鉄砲のような、これぞ正道とんこつ!っていう感じでもない。まあ食べやすくて、それでいて濃さも適度にあるという感じ。あまり特徴的ではないけども、とんこつらしさを堪能するには必要充分っていうところなのだ。もちろん、業務スープで水増ししたり、某鶴亀みたいにズルいテクニックを使って手抜きしているわけではない。誠実に作られた良いとんこつスープである。万人受け、というとしょーもないものを思い浮かべるかもしれないけど、もっと高い次元での万人受けを踏まえたラーメンかなあと思います。

そして、醤油ダレの味が結構好きです。普通のとんこつラーメンは薄口しょうゆであまりタレが主張しないように作ってきますが、ここのはとんこつ醤油というだけあって、醤油の色濃さを全面に出すために濃い口しょうゆを使っているようです。この醤油濃さと、ほのかな甘みが、なかなかこの没個性なとんこつスープに個性的な輪郭を与えているような気がします。タレだけを比べたら、大幸や鶴亀なんかよりもはるかにこっちのほうが上です。化学調味料ももちろん使ってはいるけれど、丁度良い具合なので、とんこつの味を邪魔するようなことは全く無い。

いやー。感動的というわけではないけど、なかなかにバランスのいいラーメンなんじゃないでしょうか。普段からラーメンを食べなれている人にも、あまりラーメンを食べない人にも、どちらにも納得できる味に仕上がっていると思います。これを否定する奴は、とんこつってだけで味オンチの食べ物だとか言ってるくだらないオタク連中だけでしょう。玉ぐすくとかなな家とかが好きそうな、そういう人種。ブロガーに多いんだよなあ、これが。だから俺はブロガー嫌いなんだよ。

さらに、この店は営業時間が秀逸だ。夜は24:00までやってるし、それに中休みが無く、通し営業なのだ。通し営業でこのクオリティというのはなかなかすごい。

ラーメンは必要充分に美味しいし、卓上薬味は多いし、替え玉2玉だしネギ入れ放題だし、背脂の量も選べて沢山入れることもできるし、中休みは無いし、とても太っ腹なお店ですね。これでちゃんと利益が出るのだから、やっぱり他の店はボッタクってるんじゃないのかって勘ぐってしまいます。もちろん、店側にしちゃ、替え玉やネギや背脂なんてたいした原価がかからないんだろう。だから俺がこんなんで喜んで、せっせと店にお金を落とすだなんて、ちょろいカモだなあ、と思われているのかもしれない。しかし俺にとってはこれらのサービスは非常にうれしい。店的にコストが安くてそれで客が喜ぶのであれば、Win-Winではないか。素晴らしい。経営努力と工夫の賜物である。他の店は客を喜ばせるための努力と工夫が全然足りないぞ、ってことだ。


さて、これだけ褒めたんだからこの店のらーめんはさぞかし良いラーメンなんだろう、と思われるかもしれない。実際俺も食べた直後はそう思った。
しかし、なんとなくどうも、しっくりこないのだ。俺はこのラーメンを食べて、本当に幸せな気持ちになったのだろうか?
食べてしばらくたって冷静に考えてみると、どうもそこまでの満足感がないように感じる。
自分で褒めといてこんなことを言うのは矛盾しているように思うだろう。だけどこの、どうもしっくりこない感というのは、論理的に説明がつくものではない。この中途半端な気持ちは何が原因なのだろうか?うーむ。

おそらくだけど、一つには、やっぱり「全部のせ」がいかんのではないかと思う。たしかにこれでもかとたくさん具が乗って、一見ゴージャスな気分を味わえるかのように錯覚する。しかし、俺にとってはやはりラーメンというのは麺と汁と、それに具とのバランスによって成り立っているように思うのだ。だから、具だけがこんなにゴテゴテと肥大化したのでは、たしかにお腹一杯にはなるけれど、ラーメン全体としての味の完成度としては、標準のラーメンに劣るということになるのではないだろうか?
もちろん、これは完全に俺の好みの範疇だ。具がいろいろたくさん乗っかって豪華なラーメンが好きな人もいるだろうし、俺だってラーメン二郎に野菜がどーんと乗ってるのや、新谷の中華そばにチャーシューがゴロゴロ乗っかっているのは大好きだ。しかしそれらは、その具であることを前提として作られたラーメンなのだ。つまり、それはそれで、一種完成されたバランスの上に成り立っているのである。
それから比べるとこの有頂天は、あくまでデフォルトのラーメンが完成形であって、この全部のせはかえってバランスを崩しているような気がするのだ。だから、トータルでの満足度はかえって低くなるということになる。
おそらくそういうことではないだろうか。とすると、この店の本来の美味しさを評価するには、全部のせではなくて、標準のラーメンか、あるいはせいぜいチャーシュー麺くらいにとどめておくのが無難だということではないか。

というわけで、今日の全部のせの評価は:★★★ 3、です。

今までクーポンを使って食べた中ではまあ、一番良かったかなあ。でもやっぱりデフォルトでもう一度食べたいなあ。

濃厚とんこつラーメン 有頂天
小牧市田県町161
11:00~24:00
定休日:無休


一日で一気にたくさん更新しましたが、当然のことながら一日で全部食べたわけじゃありませんよ。
俺は今現在、ネットを使える機会が限られているし、それに文章を書く時間もなかなか取れません。
ちょっと開いた隙に書きためるしかないのだ。
だから更新頻度は低いかもしれませんが、サボってるわけじゃないので、どうか温かい目で今後ともよろしく見てやってください。

とんこつ

0 件のコメント:

コメントを投稿

今日はどこのラーメン食いたい? ↓