ま、この店もだいぶ前にオワコンですね。今更食べる必要もないかもしれませんが、よく話題に上るジロウジョンってのをまだ食べたことなかったので、どんなもんかなあと。
ふつうのエメラルドジロウジョンってのは、930円もするクッソ高い代物なので、それでマズかったら悲惨だから、まずは様子見で、量も値段も控えめなジロウジョンJr.ってのを食べてみようと思います。
エメラルドジロウジョンJr. ¥780
いやー。見た目にしょぼすぎる盛りですねえ。まぜそばかっ!って思うくらい、スープの量も少ない。まあ、ジュニア版というわけだから、通常よりはもちろん控えめなのは想定内ですが、それにしてもこれ、780円のラーメンとしてみた場合、いくらなんでもしょぼすぎないかってんだ。
まあいいさ。良くないけど。それよりお味のほうは・・・
あのー。だからさぁ・・・何回同じこと言わせんねんっ。
こりゃあ、甘ったるすぎて、マズイでしょうがっ!
どうしてこう、名古屋のラーメン屋って、甘ったるい味付けをするのだろうか。
特にこってりな店に多いけど、 あっさりの店でも結構、こういうイヤ~な甘ったるさが目立つ店は多いですよ。
なんなのでしょうかこれ。やっぱり、こういうのが名古屋人の好みなわけ?
あのさあ、「つけてみそ かけてみそ」じゃないんだからさー。
まああれはあれとして、俺は別に嫌いじゃないけど、だからといってなんでラーメンまで同じような感じに甘ったるくするんだろう。そこらへんが非常に単細胞だって思うんだよ。
甘ったるくすれば、コッテリ感が増すとでも考えているのだろうか?そうだとすれば、とんだ勘違い。こってり感どころか、ゲンナリ感倍増って感じ。
戦中戦後世代の人にとっては、敗戦後の混乱の中では砂糖は貴重品だったから、その記憶のせいで、甘ければなんでも美味いって言う人も結構いるようだけど、こういうラーメンって、さすがにそんな世代の人はまずめったに食べないでしょ。
このスープ、魚介系の風味が結構目だつ。こういう二郎もどき系に、魚介って合わないと思うんだけど、どうかなあ。中途半端に魚介を混ぜるより、豚骨一本で行ったほうが潔いと思うんだけどなあ。ちょっと不可解。
そして不自然なトロみが付いている。これは決して、骨の髄から出たゼラチン質によるものではなくて、後からなにか添加したものであろう。片栗粉か、コーンスターチか、米粉かなんかかな?あるいはもっと単純に、製菓用に売ってるゼラチンを混ぜたのかもしれない。そういう感じ。麺によく味が絡むように工夫したのはわかるけど、これはちょっとセコいやり方だよね。
その麺も、なんか平べったくて縮れていて、よけい味が絡んでくる。本物の二郎とは全く似てもいない非なる麺である。本来、味が絡みやすい麺というのは良いものであるはずだが、こんなに甘ったるくてゲンナリする味が絡んでくると、かえって迷惑に思うのだ。
はあーっ。こんなんだから、名古屋人はバカ舌って言われるんだよ。どうしてこう甘ったるいの。
俺、他の地域でそんなに食べ歩いたことないけど、少なくとも東京、東北、九州で食べた感じでは、こんなに頻繁に、イヤミな甘ったるさの店に出くわすことは無かったぜ。こないだのラーメン祭りに来てた無鉄砲(from京都、奈良、大阪)も、かなりこってりだったけど全然甘ったるくなかったし。ああいう、いい感じにこってりしてて且つ、嫌な甘ったるさが無いラーメンが俺好きなんだけどなあ。名古屋にはなぜか、そういう店が本当に少ない。(その数少ない店が、とんぱーれや、しげ家なのだけど。それらがイマイチ名古屋の人に受け入れられている感じがしないのは何故だろう。)
まあ、Jr.にしといて良かったかなあ。被害が少なくて済んだ。もう二度と食いません。
今日の評価は: 0。ゼロ。無印。
結局さあ、名古屋にろくな店が少ないってのは、職人がサボってるというのもあるだろうけど、それ以上に、名古屋人の舌がクソだからってのが大きいんじゃないのか?どうしてみんな、こんな甘ったる過ぎてマズイものに対して文句も言わずに喜んで食べるのでしょうか。本当に不可解です。やっぱりああいうのが好みなんですかね?どうなの?
いや、別に、甘ったるいのが好きならそれでいいんですけどね。ただ、俺とは好みが全く合わないってだけです。
らーめん専門店 和田屋
名古屋市守山区小幡中1-7-1
11:30~14:30
18:00~23:45
定休日:なし
水曜日は「チャルメラ屋」として営業、夜は21:30まで
0 件のコメント:
コメントを投稿
ラーメンの話や女の子の話などなんでもどうぞっ☆